アイルランドのインディロックバンド・NewDadの来日公演 in 渋谷に参加しました。
以前そのインパクトのあるアルバムジャケットから音源を開いた時には「思ったよりポップな楽曲なんだな」と驚いたものでしたが、今回ライヴステージを覗いた際には「やっぱりダークで幽玄じゃないか!」と二度目の驚きを与えられました。そしてそこに絡まるボーカルJulieをはじめとしたメンバー達のチャーミングさ。
インディでポップで仄暗くドリーミーでキュート、ああまさにCureの申し子を地で行くようかもと思えるステージでした。
『Under My Skin』や『White Ribbons』が特に美しくて印象的でしたね。
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NewDadの音楽を生で聴いていて、やっぱりTommy 〜the brilliant greenを彷彿とさせるなあと。
そういえば最近Tommy february6のかつての名曲がTikTokで1億再生をバズったという記事をチラ見しましたが、なんというか「そりゃそうだよなあ」という感じもする昨今の皮膚感でしょうか。そこに加えてのポップでキュートだけど仄暗くもあるNewDad達のムードは、やはりブリグリが一番近しいのかなとも思ったりします。
あ、あとライヴ中に次の曲が何か分からないままギターの旋律が鳴っている時、ちょくちょく「Plastic Treeが始まりそうだな」とか思いました (笑)。おおBoys don't cry。
思い返せば今回彼女たちが携えてきた1st.アルバムは彼女たちの音楽原点に対する忠実さを貫いたのかなともとれるので、そこからの次回作がどうなっていくのかも楽しみにしたいです。
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Ready, steady, go!