『FF7リバース』 クリアしての感想とまとめ

 

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ゲーム・『FF7リバース』をクリアしました。

プレイ時間は119時間。今はもう、ただただ「一周に100時間以上かかったゲームを、途中でだれることも飽きることもなく失速もせずに走り続けてゴールした作品はこれが初めて」、これに尽きます。他のRPGを遊んでいた際のプレイ記録を見てみたら大体30時間いかないくらいでエンディングまで終わらせているので、一般的なRPGの4作分はずーっと走り続けていたというのだ。ああ、NKT……

改めて述べておくと、筆者はマップの探索やサブイベント、ミニゲームなどを極力回りきったからそこまで時間を費やしちゃったので、まっすぐに進みたい方はそこまでの時間はとられないはずです。多分。

 

 

 

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◆ 最終盤の内容について

 

ラストについては、来たる展開に “らしい” 過剰な装飾がなされていたな、という感想。どんどん精神状態が壊れていくクラウドとそれを見ている仲間の図がキツかったな……。

……筆者はいわゆる “野村・野島FF” と呼ばれるFF作品に対して、長らく「壮大な世界事変に対して主人公とラスボスとヒロインの3人くらいだけで盛り上がっている感が強い作品群」という印象を結構持っていました。まあ、良くも悪くも「狭く深くの人物描写」で引き込んでいく印象が強いと。他ならぬ原作FF7の終盤がまず「世界の命運なんて使命よりも、個人個人が何のために戦っているのかを考えよう」という展開ですしね。

なので今作もそういう作品なのだろうというつもりで蓋を開けたら、ところがどっこいそこは「旅先の一つ一つや出会う一人一人が生き生きと描かれた、めちゃくちゃ “外に向かっていく作品” じゃないか!」というのが前回までの感想でした。それはもう、「FINAL FANTASYの総決算」とも呼べうるくらいの広大なFFワールドが展開されていた。

しかしやはり今作はあの忘らるる都で終わるFF7リメイク。来たる終局に向けて世界(=クラウドの意識)はどんどん閉塞し歪曲していく。一方の見方からすればクラウドやそれを支えるティファの混乱や悲壮が克明に伝わる、別の見方をすれば「なんかいきなりクラウドが勝手なことし始めたな」と思いながら眺めていることになる展開。まああそこで終わらせるということは原作上でもそういうことですしね。

 

ああ、「創作におけるマルチバースやら世界線やらって、無限の可能性のように言われるけど実際には酷く狭い世界なんだなあ。登場人物が少なくないとそんな究極的な大風呂敷はとても畳みきれないんだから」ということも改めて思ったりもしました (笑)。

さておき、物語は続くということで。

 

 

 

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◆ まとめ

 

ラストこそ絶対的な悲劇で終わったものの、この作品を振り返るならばやはり出てくる感想は「この旅は最高に楽しかった……」。

単刀直入に書くならば、「古代種の神殿まで(※プレイ120時間中の110時間くらい)は “最高に理想的なFF” だった。最後の10時間くらいは “いつものFF” だった」というのが筆者の正直〜な感想。そのくらい最終局面までの旅路が楽しすぎた。

と、ここまで書いてようやく書こう書こうと思っていた部分に至るのですが。このゲームをプレイした人達の感想って多分大きく2つに分かれたんじゃないかなと筆者は思ったりしています。いわば、「道中のあれこれに付き合わずまっすぐにシナリオ本筋を見たい人」と、「サブイベントだのミニゲームだのまでじっくり堪能したい人」「ゲーム内を遊んでまわりたい人」。筆者はもろに後者です。

ミニゲームの多さは上等だとキッチリ遊びまわり、MAIが長々と喋るモンスターの生態話を興味ありますと聞きまくり、「ギ族」の設定深化に唸りパレードを完全クリアまでやり直し続けマップの空白をギリギリまで埋めマインドフレイアの登場に興奮する。「ああ、このゲームはFF7中盤を下地にしたFFのテーマパークなんだ」という理解で遊びまわっていました。

まさにこのゲームが放っていたのは「今やれうる最高出力のFFをここに詰め込んでやる」と言わんばかりの内容であり、それ故に筆者は「もう今度こそここまで詰め込めた大作FFは二度とないかもしれない」という杞憂も覚えるほどでした。

 

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「しかしそれは果たしてFF7のリメイクでやることだったか?」という意見ももしかしたらあるかもしれない。筆者自身も最初、「これを完全新作でやれなかったか?」とすら少し思ったりもしました。だがやはり、こんな作品は「FF7をもう一度やる」という合言葉がなければ実現しなかっただろう。

単に『原作FF7』という周知のベースがあるだけでなく、原作の構成要素、あのゲームが広げた大風呂敷、当時的にも大勝負だったFF7が目指したFFの形、RPGの形。それらを徹底的に尊重し昇華していくことで初めて2024年の新作としてこれが出来たのではないか。ゲーム内に別ゲー展覧遊園地を置いてるゲームなんか現代の完全新作でやるわけないだろ!

『これぞ王道RPG!』などという手前味噌なキャッチコピーはいろんな場所で記憶に残らないほど見てきたが、ここまで「あの頃自分達が遊んだFFの現代版」を体感した作品はなかった。一方でそれは懐古作品と呼ぶにはあまりにバトルデザインからキャラクター描写まで現代に燦然と立つほどアップデートされきっていたわけだが。

 

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もう少しだけ書くと、筆者は移動に時間がかかったり間が長いゲームって基本的に好きじゃないというか早くに飽きてしまうんです。が、このFF7リバースもまた明らかに間の長い作品だったはずなのに最後まで飽きることはなかった。それは何故かということをもう少し考えてみたいところですが……。少なくとも、「今日の2時間で街の探索くらいしか出来なくても、次の2時間できっと想定外の何かが来るぞ」というモチベーションが最後まで続いたゲームだったと思います。そこに作り込みの妙があったのかなと。

まあ、あまり言われないかもしれないけれどFF7ってまずそもそもの世界観が何でも出てくるごった煮ファンタジーなんですよね。同時代の『サガフロンティア』を近しい作品の例に出せば何となく伝わるかもしれませんが。それをキッチリ再構築していったらまあ極彩色でボリューム満点になるよね、とも。

 

……筆者は以前、『サガシリーズ』への愛念を文章にしたことがあるのですが、その時にたしか自分は「ずっと『何で?』って言っていられるゲームをやっていたい。『分かる〜』とか『オタク好みなやつ〜』とか言って分かった顔をして畳みたくない」と書いていました。FF7リバースを遊んでいる時、筆者は何回も「何で???」って言っていました。そういうことなんでしょう。

 

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そして、そんな楽しかった旅路をラストで悲劇に上塗りされてしまったきらいもあるからこそ、真のフィナーレとなるであろう次回作への期待を寄せたいものです。ぜひとも今作を超えていってほしい。

 

 

 

 

 

ここからはおまけ代わりな細かいまとめを

 

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★ 楽しかったミニゲームTOP10

怒涛のミニゲーム地獄を結構エンジョイしていた者として、特に楽しかったミニゲームをここに挙げておきたい。筍抜きはゲームとしてどうっていうよりかなんか怖くなりました。

 

 

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10位 フラッグフラップ

まさかのカエルでフォールガイズ。「な、何故これを……?」度数で言えば上の方に入りそう。多分友達と一緒にプレイしてたらゲラゲラ笑いながらずっとやるやつだと思う。

 

 

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9位 モーグリ・キャッチ

みんなのウザがられポイント。ここだけキングダムハーツ感ある。マップにまで表示されるからめんどいなあという気持ちが湧いてくるのだが、やってる最中はまあまあ楽しかった気もする。キモいモーグリの煽りダンスがポイント。

 

 

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8位 チョコボで発掘

一応ミニゲーム寄りかなと。FF9を思い出した人は私だけじゃない……つーかやったことある人なら全員思うか。一回でいいからチョコボでの探索一本に丸々全振りした作品というのもやってみたい気がする。

 

 

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7位 ピアノ演奏

ノーツ分かりづらいなーと思いつつも、繋げていくごとにメトロノームの音が消えてピアノの伴奏に切り替わる仕様が結構楽しかった。あとやっぱり、曲が良すぎるし。

 

 

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6位 チョコボレース

コースの嫌がらせ感が高くなったチョコボレーシング。要は最初のチョコボ選びがキーなんだけどやり直しのローディングがくっそ長かったのが最大の欠点。BGMが地味に豊富。

 

 

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5位 フープ・デ・チョコボ

最初に第3コースに入った時「ムズすぎない?」って1時間くらいやり直しまくったけど、飛翔の仕方を憶えればなるほどとなったゲーム。暇だったらずっとチャレンジしてたと思う。ただステージ全体像はもうちょっと分かりやすくしてほしかった。

 

 

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4位 クイーンズ・ブラッド

まあこれはこの辺でしょうと。ラスボス以外の相手はそこまでプレイに個性を感じなかったのがネック……いやそこまで作り込まれてたらいよいよ不満が多かったかなあ (笑)。

 

 

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3位 ドルフィンスプリント

イルカのタイムアタック。うーん爽快感って正義だ。トロピカルなBGMもGOOD。

 

 

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2位 ガンビットギアーズ

筆者とSNSで見る評価に随分開きがある気がするやつ (笑)。まあむしろこれを主体にした別のゲームを一本やりたいなとも思いました。

こっちの方が原作コンドルフォートに近いような気もしたし、ATBの原点に帰っているような気もする。

 

 

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1位 Gバイク

原作でもずっとやっていたバイクチェイス。血流から少年時代の私が帰ってくる。

今更ながら調べてみたらどうやらスコア獲得の正攻法は「基本はスピードを落としておいて、敵が出たら加速して斬り伏せる」だそうですが、筆者はスコアラーでもないしそんなことはしません。全速力で斬り飛ばして気持ちよくなるだけです。

 

 

 

 

 

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★ 好きなサブキャラクター10選

印象的なキャラが一挙に出たなーと思ったので。メインキャラや神羅のイツメン組は除外、上の人も定番なのでここでは挙げません。

 

 

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① MAI

モンスター解説担当。いつまでも「ずっと喋っていてウザい」という声も絶えないが、筆者はモンスターの生態だの世界観だのを見聞きしているのが好きなタイプなのでわりとずっと真面目に聞いていました。むしろMAIがいなかったらモブモンスター狩りは非常に無味乾燥になっていたんじゃないかとも思う。それで、MAIとゴールドソーサーに行けるようになるアプデはいつです?

 

 

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② ブロード

カームの宿屋の主で、神羅に捕まりそうなクラウド達を庇って逃げ出させてくれた人。好感を持てながらも意味深なイケオジさんだったが、終盤に強いインパクトを放って再登場していった……

 

 

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③ 指揮官

心から、I for you...

終盤に指名手配犯でも黙認してくれた彼女たちの行いは、(そもそも神羅が生んだモンスターが暴れていたという負い目と、)潜入先で一生懸命パレードに懸けた絆と、元を言えばクラウドの暴走する神羅兵魂の賜物だったのだろう。

 

 

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④ ダイン

サブキャラクターと呼んでいいのか? という位置ですらある。筆者にとってはこの男なくしてFF7中盤のリメイクはなかった、この男の描写にFF7リバースの合格ラインがかかっていた(エアリスのシーンはまあ、全力を懸けることは分かりきっていたし)。

まあこうして改めて振り返ってみると、コンピ関連で「まるでFF7にはミッドガルと神羅関係者しか存在しなかったかのようだ」と思わされた年月が遠い昔のようですよ。

 

 

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⑤ シスネ

そのコンピ作品からまさかの逆輸入されてきた彼女。彼女はここに入ってイリーナは省くというのもおかしな話かもしれないが……(まあここまでの日記で十分にイリーナ出したし)

ゴンガガにいるというのも胸が熱くなるものがあったが、そのゴンガガエリアで「裏切ったタークスの末路」という内部テストがあったのは……まあ会社の上役にもっとゴリゴリの裏切り者がいるんだけどね。

 

 

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⑥ レジー

カードゲームにおける主要キャラ。心の闇につけ込まれてとらわれる様はまさに児童向けホビーアニメ

 

 

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⑦ サム

前作でもウォールマーケットで助けてくれたチョコボ業の人。今回は牧場のグリングリンとの確執とドラマを垣間見ることができる。語られぬ悲劇を黙って背負う渋いオジサンだが、表裏一体のコインということで双子の兄弟がいるのかは全く語られていない。

 

 

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⑧ ソノン

直接の登場はないのでまさかのアルティマニアから直撮り(普通にユフィ編のスクショも残ってるんだけども、折角だし)。一応生死不明っぽいと思っていたけど「命を落とす。」って書いてありますね……。

ユフィ編をやっていなかったユーザーは今作のユフィのキャラ立ちに色々と面食らったのではなかろうか。ほぼ原作とは別の人生を歩んでいるとも言っていいくらいに、あの追加シナリオが彼女に残した痕は深かったし、ユフィはずっと逞しくなった。そして、ソノンがあのままで終わるとはどうも思えずにいるのだ。

 

 

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⑨ 神羅課長

どうしちまったんだよ課長……いや元々どうかしちまう人だったか。世界の命運が大変でも、危うい企業に勤めていても、会社員には今日と明日が一大事なんやで(ケット・シー語る)。

唐突な話──「冒険の対義語は母」という言葉があるが、その冒険漫画で描かれた母の言葉と言えば ドラゴンボールのチチの「地球の危機なんかより、悟飯ちゃんの勉強の方が大事だべ!」だよなあと最近思い出していた。チチの言葉の意を思うと課長の表情も眩しく見えた気がした。鳥山明先生に寄せて。

 

 

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⑩ チャドリー

『チャドリーを好きになるかずっとウゼぇなと思っているかでFF7リバースの評価は分かれる』、100理ある。そのくらいサブイベントの殆どを統括する存在になった少年。いや前作の時はシステム上のサポートアイコンくらいにしか思わなかったのに随分輪郭を帯びたものだ。

筆者としては何ならいくらかのメインキャラよりもチャドリー&MAIと一緒に歩んだ冒険だったという感覚の方が強かったりもする。それくらいには愛着が沸いてしまった。なんだかんだ言って「おとなしそうな少年の主体的な冒険劇」ってずっとツボかもなー(FFだと……ラーサー皇子くらいしか思い浮かばないけど)。

そして迫る宝条博士の影……リメイク3作目は彼と宝条にかかっているのかもしれない。

 

 

 

 

 

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◆ 気に入っているシナリオイベント10選

今見ると調子乗ってんなこの時

 

 

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① パレード式典

FF7リバース始まったな」となる瞬間。荒ぶり猛るクラウド隊長。めちゃくちゃ挨拶してくる隊員たち。技術の無駄遣いみたいなミニゲーム。そして終盤まで引き継がれるパレードの絆。一言では語りきれないリバースの輪郭が一重にここにあった。

 

 

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② コレルの男達

FF7全体からすればほんのいちシナリオで、またスピンオフでも全く扱われない、しかしメインキャラであり反神羅の象徴・バレットを語るうえで決して外せないコレルのお話。でもやっぱり、「ダインというキャラが好きだから」が一番かなとも思う。

 

 

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③ コスモキャニオンのキャンドル前後

それぞれの現在的な思いと、星を巡る時代の移り変わりを、そして原作からの進化を最も見せつけたとも言えるシーン。最も「FF7がそのままアップデートしました」と言えるイベントだったのではなかろうか。

 

 

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④ ギ族の郷

まさかのでかい追加設定が施されたギ族たちのシーン。彼らは実際のところ救われようのない存在としか言いようもない気がするがどうなのだろう。いや、星がどうかなんて関係なく、本当は救われない魂なんてひとっつもないのかもしれない。すべては500年後のナナキの背中に。

 

 

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⑤ アバランチ本家との再会と、それぞれの道

「バレットという男の現在の答え」が最も示されている……分かってたけどバレットばっかだな (笑)。単純にユフィ編でのアバランチ本家組の再登場回というのもいいですよね。

「それぞれの正義」という言葉は実に嘘くさいが、「それぞれの役目」というものは間違いなくあるのだろう。

 

 

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⑥ ウータイとの戦争

ヘヴィな描写は意見が別れるが……と言っても元がFF7だしまあそのくらいあるかな、と言ったところか(いかにも陰謀めいてる辺りがまたらしい)。世界観を丁寧に綴るほどに避けては通れない描写なところもあると思う。

次回、このシリアス真っ只中な空気から変身した親父がステップを刻みながら現れるのかと思うとドキドキしますよ。

 

 

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⑦ バレットと絵本作家のサブイベント

これもあんのかよ。マリンが好きな絵本の作家と出会ってちょっとお手伝いするという話。サブシナリオでは一番「上手い!」とか思っちゃったやつだと思う。ハイファンタジーで大規模なRPGでは中々ない見せ方かと。

 

 

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⑧ 黒マントになっていく男たち

「これぞFF7」感ありますね。まさに世紀末的というか、アイコニックというか。時折フラッシュバック的に黒マントの男達の映像が映るシーンがまさに90年代末期のサイコサスペンスものっぽいんだよな。

 

 

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⑨ クイーンズ・ブラッド物語

楽しかった。その一言に尽きる。完全に異物的なカードアニメ風ダークストーリーなんだけど、FF7っぽくないかと言われれば全然あってもおかしくないのがツボ。

 

 

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⑩ 古代種の神殿での試練

それぞれが抱えている怒りの理由・その過去を追体験させられるというシーン。ここからしかし怒りに囚われてはいけないというエアリスの話へと繋がっていく。終盤も終盤でもありそれらのシーンが本当に消化されることは本作ではないのだが、必ずや次回作へと繋がっていくものだろう。

全体的に群像劇っぽいのが好きだなというのが──いやもう確実に根付いているよなとも思いますが、筆者が初めて「群像劇」というものに触れたのは間違いなくFF6だったりもします。

 

 

 

 

 

そんなところで。じゃあ最後に、なんだかんだで一番気に入っているスクショで締めます。

 

 

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ちょっとFINAL FANTASYっぽい構図

本当にそういう構図なのかな? と思って後々もう一回寄ったらむしろこの角度だけがちょっとそれっぽかったという。

 

 

 

 

 

 

では、明日からはサガエメをやっています。

あまり余計なこと言わなくても……と思ったけれどもやっぱり言っておきたい。「何の攻略情報も整っていない新作サガをやれるのは何の攻略情報も揃っていない時期だけ」です(そのくらいいつまでも未開の海を模索していくようなゲームシリーズなので)。楽しんでいきます。

 

2024.4.21 羊文学 III at 横浜アリーナ

 

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羊文学の初の横浜アリーナ公演『III』に行ってきました。何故かあまりそんな気がしないのですが初参戦でした(何で?)。

 

筆者が初めて羊文学を知ったのは2019年頃だったと思いますが、そこからあれよあれよという間に今をときめくバンドになられ、しかしインディーでシューゲイザーサウンドを失うことなく今やアリーナ会場に何万もの人々が集う存在に。この日は彼女たちの輝かしい軌跡を大きく飾る一日であることは勿論のこと、「そういった音楽サウンドを下地にしたバンドがアリーナ単独公演に立った」ということにも重みを感じさせられるものがあり是非にと参加しに行きました。

……シューゲイザーという単語を出すと「羊文学はシューゲイザーに入るのか?」みたいな、ジャンル警察談義という世界一不毛な話題に突き当たりがちですが (笑)。開演前のBGMでマイブラが流れていたというのがもう学識チックなジャンル定義なんかよりよっぽど確実な “血” なんじゃないのか、という気もします。まあ単純に楽曲を聴けば一目瞭然ですし、その音源以上にライヴで鳴らした音こそがまさにでもあったのですが。

 

 

 

セットリスト

 

アリーナ会場でこれをやるかとも思ってしまうほどのガリガリとした轟音と、それでいてしっかり広大な会場に響かせることを意識させた奥行き。改めておっとなったのがモエカさんの歌声で、聴こえ方が音源とは全然違いました。会場で聴いたその歌声は内省的ながらも懐の深さを感じるものだったように思います。

 

また、バンドが横浜アリーナにまで来たことへの感慨をメンバー一人一人が口にされていました。「自分の人生じゃないみたい」と涙を流すモエカさん、「個をちゃんと持ってないとすぐに潰されてしまう世界」と語りつつ「『III』というタイトルは3つの柱としてバンドをこれからも支えるもの」と語ったゆりかさん、今まで辿ってきた一つ一つのハコを振り返りながら「東京ドーム」を口にしたドラムのフクダさん。不要な装飾もなく3人が楽器を持っているだけのステージから発せられる言葉は、余計にこちらに届くものがあったように思います。そして、その裏でステージを作ってくれたスタッフ達への2度に渡る拍手にも。

 

 

 

 

 

honestly

honestly

  • 羊文学
  • ロック
  • ¥255

『honesty』、ロマンチックで好きです。

 

初期の曲だと『雨』が聴きたかったな。いやあ一発で惹き込まれる。

 

ラストは『夜を越えて』でした。

 

 

 

 

FF7リバースキャプチャー VII:ニブルエリア〜古代種の神殿前まで

 

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いよいよもって佳境ということで、ニブルエリア到着から(原作どおりなら)本作最終盤ダンジョンにあたる古代種の神殿突入までを一気に。プレイ時間はとうに100時間を超えました。

 

 

 

 

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ニブル山は死者の山だとかの地域トークはおそらく後づけ設定なんだけれども、しかし原作の時からそんな場所だったような気もしてくる。蒼白い山だし、いかにも危なっかしそうだし、神羅(宝条)が介入したにしろモンスターがキモい場所だし。

 

 

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今までのエリアと比べると本当に寂れた辺境の地って感じだ(田舎っつーかジャングル村でなにかと密度が濃かったザックスの故郷とも対照的なのは偶然か必然か)。

 

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チョコボせんにん!

 

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あの場違いすぎるファンタジー仙人がいったいどんなビジュアルに──

 

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誰やこのおっさん……。ニセモノだなテメー!

 

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そして俺は荒ぶるチョコボレーサー

 

 

 

炎の中に消えたはずの故郷・ニブルヘイムへ

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セフィロスの暴走と彼に関連する極秘情報をまとめて隠蔽するために復元されたクラウド達の故郷・ニブルヘイム。リバースではその様相はそのままに魔晄中毒者たちの療養所にもなっているという。

 

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……原作では、『炎の中に潰れたはずの故郷が姿そのまま元通りになっていて、村の人々は「ここはずっとこういう村です」などと話して、そしていかにも “人間じゃないもの” に変えさせられたかのような黒マントの存在が村中をモゴモゴと蠢いている。そしてそんな故郷なのにまとまったシナリオイベントは特にない。』という主人公の故郷とは思えないくらいホラー極まった場所だった。

活字的な悲劇性というよりも言葉にしきれない怖さ、悍ましさがあった場所。まあ考えてみれば「しっかり作り込めば作り込むほどあの不気味さは出ないでしょう」ともなるのかな。

 

 

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FFで見たことあるやつだ……

ならば、こちらも全部確かめねば無作法というもの

 

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ユフィ「ええ……やりづら……」

いやまあユフィもこの時ウータイと神羅の開戦が発覚したりしていてそれどころでもなかったのですが。

 

 

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一方ケット・シー組のパーティは村はずれの神羅屋敷へ

 

そういえば過去編は上げていなかったですが5年前の神羅屋敷はこんな感じでした。

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やっぱり神羅屋敷も原作の好きさが強いなーとも。それは過去の傷痕のまま時間が止まった不気味なお屋敷。

 

 

 

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過去のモニターデータから現れた宝条。残念ながら今回は暇つぶしの謎解き問題は出してくれない(それはそうと地下に落とされたけど)。

 

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人類史を揺るがす実験2つと家族団らん(大ウケ)の場所ですもんね。

 

 

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神羅屋敷と言えば俺だろ?」みたいなノリで登場。ギロチンにぶら下がってた奴の方が印象濃いです……

 

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クラウド組と合流、そして

 

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(˘ω˘)

 

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とある一室にて

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前作から登場していたソルジャーの男が、目の前で急速に「劣化」して黒マントの一人になっていく──

 

 

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半目ですまないが信じるぞ。

 

リバースでのこの辺りは来るクライマックスを前にして、

クラウドの方が「ソルジャーの劣化」で早死しそうな空気になっている

クラウドが記憶を一部取り戻した風になっている(しかしその記憶もティファの知る真実とはずれているはずなので、ティファの側の動揺と「ソルジャーの劣化」等に対する意識が深まっていく)

・ケット・シー(と中の人)が既に心内では神羅を裏切っているようにも見える

と描かれていっていて、なんというか上手く「初見でも原作履修済みでも先の展開が気になる」構成になっていたなーと。

 

 

 

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黒マテリア捜索を前にして、思いもよらぬ御縁からエアリスへの協力を表明するシド

そして、

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めちゃくちゃ勝手についてきた。何でヴィンセントまわりだけシリアスな笑いで完成してるんだよ。

 

 

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唐突な破損!

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タイニーブロンコ「原作より雑に墜落したが?」

 

 

 

一行はキーストーンを目指して再びゴールドソーサーへ……なんですが、この辺りで所謂ラスト手前の最終サブイベント一挙開封タイム。終わりへと向かう前に、もう一度世界を周りましょう。

 

 

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「お前コスタ・デル・ソルの過ごし方知らないのかよ」

 

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受け継がれる意思、時代のうねり、人の夢クライシスコア

 

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移動操作できるワールドマップはなんとFF9以来24年ぶりなのだとか。本作の「全部やってやるぞ!」スピリッツが伝わってくる。

 

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連載漫画ワンピースを勝手に終わらせるスタイル。まあ七武海の元ネタはあいつらだという話もありますし。

 

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ジョーカー、よく憶えてるぜ……(ゴールドソーサーとルビーウェポンの行き帰りでたまにザコ戦に入ったらよく出てきたので)

 

 

 

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「バレットの娘・マリンが好きな絵本の作家さんに出会ったのでお手伝いをする」というサブイベント。あのバレットに対してなかなか凄い切り口のシナリオだと思う。

 

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はい……。

 

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ティファは5年前までニブルヘイムで飼っていた猫と再会、救出するお話。

 

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非業の別ればかりだったニブルヘイムの、ちょっといい話。

 


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『(よう知らんおっさんが)ギンギンに弾いた』

 

 

 

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イルカのレース、Gバイクとガンビットの次に好きです。

 

 

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ケンカ売ってんのか?

 

 

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これ以上クラウドをクスリ漬けにしないでください。

頑張って空を飛ぶという展開がちゃんと原作版モグハウスのオマージュにもなっている。だから何だよ。

 

 

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F☆F☆7  女王の記憶編 完  俺達のバウトはこれからだ!

 

 

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ゴールドカップで優勝しよう」は流石にしんどいわと叫びつつも、なんとか完全優勝でフィニッシュ。

 

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ゴールドソーサーで神羅課長と再会のハイタッチ。何で???

 

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サブイベント全部片づけたぞと思ったら「FF7リバースは、ゴールドソーサーは、終わらねえ!!!」とばかりに始まった『仕事にキレて遊び倒している課長の記録を上塗りしよう』という怪イベント。もう時間がなかったのと、精神的おやじ狩りみたいで可哀想だったので保留にしてあげました(バイクとカードとチョコボでは狩りました)。

 

 

 

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たとえ戦争が始まっても結婚しよう。


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何がLOVELESSだ、こちとら I wish you...

 

 

 

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どう見てもディシディアディシディアの新作を作ってくれ。作っていると信じたい。

 

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さあ大演舞と行こうぞ!と意気込んだものの完全にクリア後のおまけボスの強さだった。とりあえず今は倒せるまで鍛える時間はありません。しばらく扉の裏で待ってて。

 

 

 

 

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ルドマン枠の方が多いパターンってあるんだ

 

 

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というわけでデートの相手は普通にエアリスになりました。まあサブイベ片づけてから行ったからね。

 

 

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今作大一番のイリーナ

 

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この場面でもレノはまだ休暇中だった。藤原啓治さんの声であることを尊重されたためか。そんなこんなも含めて「新人イリーナの大頑張り」が光るFF7リバースでした。

 

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ちょっと早いけどお疲れ様。

 

 

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おそらく彼のFF7人生で一番エンジョイしている瞬間の社長。この辺の展開、とにかく「この作品は全てがエンターテイメントだ」感ハンパなかった。

 

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俺も社長と一緒で戦えるペットを連れているんだ。「バハムート改」と言う。

 

 

 

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宝条、おそらく次回作へのフラグ。

FF7で一番好きなキャラは宝条」などと言い続けてきましたが、このリバースを通してすっかりチャドリーとMAIにも愛着が湧いてしまいました。だから宝条、最高のクライマックスへといこうか。

 

(宝条戦が『ヴィンセントとチャドリー&MAI』なんて構図になったら絵面がFF:Uみたいだな……)

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しかし今回だけ振り返っても、濃い〜ゲームだなあこれ (笑)

もうここから先についてはスクショ貼りまくったりはしないので、クリア後に感想とまとめを述べて終わりとします。

 

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2024.4.14 SYNCHRONICITY'24 days2

 

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恒例音楽フェス・『SYNCHRONICITY』の2日目の部に行っていました。小林裕介が2グループでダブル出演なのを含め、気になっていた名前がいくつか出られていたので。

 

自分が回ったところだけを何組か。

 

 

 

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The Novembers

お昼のトップバッターとばかりにまずは彼らからでした。押しも押されぬ美しき爆音。撮影OKだったらしいけど今回は特に撮らなかったな。

 

 

現地での『Rainbow』はいつ聴いても昇天する。

 

 

 

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POLYPLUS

ジャズ基調のインストセッションバンド。……を是非お見えしたかったのですが、満員御礼、開演前から入場規制状態で全く入れませんでした。まあでも、このフェスを通して出会えたことだけは間違いないですからね。最近よく聴いています。

 

 

 

 

 

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DÉ DÉ MOUSE

まるで深夜のクラブハウスな雰囲気でした。アルバムや作品はそれぞれファンタジックなコンセプトテーマを持たせているとのこと。

 

 

 

 

 

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downy

退廃的で破滅的、これぞインディー・ロックと呼ぶものか。まさに鬱っぽいイメージ映像のようなスクリーンがまた印象的でした。

 

 

 

 

 

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world's end girlfriend

ご存知WEG……なんですが、downyから時間が押していたせいか、いやそもそもよりによってスペルバと時間が被っていたためか、殆どサウンドチェックを30分くらい聴いただけで移動せざるをえなくなってしまった。うーん許されない。

なので自分は殆ど聴けなかったものの、とんでもない爆音かつ大盛況だったそうな。音出しの時点で「デカいし何の音か分からないやつが飛び出しているな」と思いながら時計を見ていたので、改めてちゃんと参戦したいと思います。5月のワンマンは日程とれるか厳しいですが。

 

 

 

 

 

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THE SPELLBOUND

自分の一番のお目当てかつ、本日2回目の小林裕介。そして中野雅之によるBOOM BOOM SATELLITESの継承。最高すぎた。エレクトリックな端正さとロックなアティテュードが常にそこにある。ツインドラムの空間がまた格好良い。

1日で2つの小林裕介を見ましたけど、やっぱりノベンバの方が獣性というかアグレッシヴでスペルバの方がスタイリッシュな印象ですね。

 

 

スペルバも絶対にワンマンにちゃんと行きたい。前回のアルバムからもう大分経つんじゃない? と思ったけどまだ2年でした。そうだっけ。

 

 

 

もうちょっとフェスは続いたんだけど、もうスペルバで大変満足しちゃったのと足が痛かったのでこの辺で帰りました笑。

 

FF7リバースキャプチャー⑥:コスモエリア

 

FF7リバースは砂漠を越え密林を越え、今度は赤い山脈コスモキャニオンのエリアへ。月末までにはもう畳みたいから足早に行くぞ!とは思ってもそこはFF7、やはりさくっとは流せないところだらけのボリューミーさだった。

 

 

 

 

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到着した途端に竜の報せ。もうそろそろバハムート改の時季かー(前作に無印バハいたっけ?)。

さておき到着して早々にここではチョコボ捕まえて空を翔べと伝えられたのですが──

 

 

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フープ・デ・チョコボ、時間が有り余っていたらずっとやってたと思う。

見た目の爽快感に反してやたらムズかったけど、なるほど自力で飛翔をかけるゲームなのかと気づくと一生懸命やりこんでしまった。FF7リバース、ミニゲームだけピックアップしたやつとかSwitch等で出さないか?

 

 

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このチョコボの衣装、最高。

 

 

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「君はもう、ナナキになったかい」のシーンをくぐり抜け、一行は星降る峡谷コスモキャニオンへ。

 

 

 

やーっとこの曲が生演奏で流れた(もしかしたら生演奏アレンジ自体は既にあったのかもしれないが、まあ実際にこの場所のために流れるのは初だろうということで)。谷全体のBGMということで細かいアレンジver.がいくつもあったけれど、どれも結構耳触りがよくて眼福(耳福)だったなあ〜と。やっぱりこういう曲に関しては生の方が断然良いですね。言うまでもないですがサントラBOX届きましたよ。

 

 

 

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シリーズ内で絶対にそして永遠にオマージュをされ続ける『FF5』という傑作。

FF7リバース、「ぶっちゃけ大筋のシナリオどうこうなんかは後の話で、冒険は冒険というだけで楽しいしドラマに満ちている」という面でFF5の系譜と言ったほうが近いのではないかとも思う。

 

 

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「憶えているか? 私だ── “コスモキャニオン展望台辺りの背景に置いてあった一見登れるようで別に登れないハシゴ” だ」

 

 

じっちゃんのプラネタリウムより

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キャンドルを囲うさなかにそれぞれの心情を聞けるシーンがあるのですが、このシーンとそして前後を取り巻く描写が本当に素晴らしかったです。

映像演出は勿論、キャラクターそれぞれの心象描写、世界描写、原作の時代からより深化した価値観の表現、それらを全て真っ向からアップデートしたらこうなりますと言わんばかりの内容でした。

 

 

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停止することへの否としかし大義を掲げて戦い続けることへの疑問を問いかけるバレット

 

 

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ゴンガガで魔晄炉のライフストリームに落ちた経験から星を襲う危機を肌で感じているが、うまく言葉にできないティファ

 

 

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時代の進展と交代を見ているフーゲンハーゲン

 

 

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一方で星命学と魔晄社会の調律を考えている、神羅科学部門から脱出した少年・チャドリー

 

 

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端から見ればスピリチュアルみたいな星命学なんて全く重要としていない、神羅と戦う少女・ユフィ

 

 

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初めてその孤独とその生涯から大切に思えたものを言葉にした古代種の末裔・エアリス

 

(ケット・シーはまだ何も語らなかった気がするけど、もしかして小さいので見落とした?)

原作時代にはあらゆる面で描ききれなかったそれぞれの “形”。ともすればそれぞれが別の方を向いていて、それぞれが真剣に目の前のことに向かっている。物凄く多角的に「深くなったな……」と息を呑まされる。それこそRPGらしさを感じるシーンだな、とも。

 

 

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余談ですけれど、FFって何気に灯篭流しのモチーフっぽいシーン多いですよね(FF10から始まり、CCRoF、FF16、他にもあったような)。

数多の人々の心や命を描くのにもってこいなのか。

 

 

 

 

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すっかりキャラ変したナナキを操作しながら封印されたギ族の洞窟へ

 

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ギ族を封印していた地にだってモーグリメダルはある。モーグリは国境を超える(封印も超える)。

 

 

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ギ族戦でアレクサンダーぶっぱできるのはリメイクの特権(いや原作はフェニ尾で瞬殺だろとか言わない)

 

 

 

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さあ帰ろうというところでまさかの声をかけるのは、ギ族の原作ボス、ギ・ナタタク。

原作では謎というかだいぶ浮いていた「ギ族」という者達の掘り下げが大幅になされていました。彼らは “星の外側” から訪れた存在であり、ライフストリームに回帰できず彷徨いていた魂であり、完全に死ぬことはできない自分達の救済のためにある “黒い宝具” を作り上げたとのこと。

 

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結構絶妙なまとめ方だなあと(黒マテリアの方も原作では唐突な話題でしたしね)。星を絶対視するキャニオンやセトラ側への対比・裏側を象る存在として見事に押し出された形。

ナタタクは彼ら一族の苦難をもっともらしく語ってくれたけど、実際のところ言ってる内容(メテオによる救済?)は全然相容れないあたりがまたファンタジーらしいというか群像劇らしいというか。この物語の主役たちとの対照でもあるし、また相容れないからこそそれでも調律できうるポイントを探していくような。そういう存在ってRPGには絶対に必要だよなーとも思います。

 

 

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これが『はたらくチョコボ』REMAKEですか

 

当時ワンダースワンカラー持ってなくて唯一買えなかったチョコボ作品だったなあ。そういえばワンダースワンはチョコダン同梱版のやつを持ってました。

 

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ググったら出てくるもんだ!

話が逸れに逸れていくけど、筆者が初めて自分の希望で買ってもらったスクウェア作品が『チョコボの不思議なダンジョン2』でしたね。まるで目に映るゲーム全部がキラキラしていた頃だ。

 

 

 

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前作のユフィ編追加シナリオで出てきた「アバランチ本家」の方々。神羅による七番街崩壊の後、穏健派の彼らもしびれを切らしたように神羅本社を襲撃し、惨敗し、今はひっそりと福祉活動をしているという。

 

 


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ガンビットギアーズ、時間が有り余っていたらずっとやってたと思う。

マジでこの辺のミニゲームは単品でも良いから出そう(投稿した後になってあんま評判よくないって知ったけどw 深呼吸してやれば多分クリアできますよ)。

 

 

 

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本家組の青年の、こうなれば自分もバレット達と同行してもいいかという申し出に対して。

 

FF7リバース、思っていたより、というかこっちが襟を正さなきゃいけないくらいに「バレットの戦いと、罪の意識と、それでも未来をたぐり寄せようとする意思の物語」だ。

実際、バトルが主体のゲームシナリオの中でここまで「銃を持つことの罪悪と意思」をしっかりと描いた作品としてFF7Rは一つの価値を得たのではなかろうか。まあ剣を振り回しといてヒロイックな綺麗事を述べられても嘘くさいですからね。そして私はFF7リバースの感想ブログで一番バレットに注目しているブログかもしれん。

 

 

 

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ストーカーしか出てこないコンテンツことFF7

 

 

 

 

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次回、ニブルヘイム。流石にもうのほほんとはしていられない。

 

 

 

 

 

おまけ:『チョコボ2』の名前が出てしまったので、やはり改めて語りたい。

一時代のゲーム音楽の「クリアで立体的な生音風なんだけど全然生音っぽくない」音づかい──特にPS1やPS2の音って、今ではもうあの時代の作品からしか聴けない音色なんじゃないかなーと思ったりもします。そしてその中でも『チョコボ2』のサウンドは一音だけでもあの作品だと分かるような独特の「音のツヤ」を持っていたような。音の響きだか何かが独特なんですよね。

 

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なっつ。

 

 

 

 

 

そういえば今回はイリーナ出てきませんでしたね。まあ流石にコスモキャニオンまでは出張されないか、はっはっはっ。

おや、私のスマホに何やら通知が

 


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(ページはここで途切れている)

 

 

FF7リバースキャプチャー⑤:ゴンガガエリア / サガエメ体験版 / リズと青い鳥

 

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FF7リバースはゴンガガエリアを攻略。原作の記憶では森が広がっていた辺りだよな〜などと思い出しながら訪れてみたら

 

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めっちゃジャングルになっとる……

BGMもめちゃくちゃ南米っぽい(ここにきてたくさんの新曲が投下されていましたね)。ここまでも船旅、山、砂漠と渡り歩いてきたけれど、ジャングル突入で一気にファンタジー冒険みが増した感覚。

 

 

 

 

 

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さてゴンガガエリアのゴンガガ村。原作でのこの村は「シナリオの伏線や核心が眠っているけど、進行上はスルーもできる場所」でした。このFF7リバースでは当然のように新規シナリオが盛り盛りに。

 

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丸々触れはしないですが、方向性としては旅の途上で一旦終了する故の補完のような新規シナリオだったかと。

 

 

 

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ゴンガガと言えば? そう、カエル地獄。何なら原作はここが最大の全滅ポイントだったような気もする。リバースでもお待ちかねとばかりに入口付近にたむろしていたけど、原作ほどの地獄の様相にはならなかった。

 

 

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今回の御当地ヒロインはまさかの彼女……一応誰なのかは伏せるけれど立ち姿だけでも分かるでしょうか。筆者は一人だけスターオーシャンみたいになってる服装に気を取られて名前を言われるまで気づきませんでした。まさかここに……

 

 

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なんだてめぇ……

 

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村に着いた直後はクライシスコアの曲が流れていましたね。粋な演出。

 

この村だけ原作とは違い魔晄炉事故から再建されて慰霊碑も建てられているのは、原作で「メルトダウン魔晄炉」なんて名称を用いていた名残りかな、とも思う。

 

 

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ユフィのテーマのメロディだってすぐに気づいた人、偉い。

 

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ピアノ音ゲーの選曲、およそその場所ゆかりの曲が選ばれてくるので、ゴンガガは絢香の『Why』だったらどうしようかとちょっとだけ焦りました。

 

 

 

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男だらけのチーム・LOVELESSは終わらない。

 

 

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神羅による施設跡地が大量に追加されたゴンガガエリア。どちらかというとサガフロを思い出すマッピングだ。


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グランガラン出てきたわ(コスタ・デル・ソル近辺で出てこないなーと気になっていたのだ)。

 

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ボスは例の魔導アーマーに乗ってきたスカーレット戦。原作のこの場所で彼女が見捨てたタイタン(のマテリア)を召喚して葬ってやるというお遊びもかましてやりました。

 

 

 

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ゴンガガのミニゲーム、マジで何?

ミニゲーム過多なのはそういうゲームデザインなのねって流しているけど、ここはマジで何故この内容になったのかが分からなくて怖い。つまらないとか分かりづらいとかじゃない、着想が謎で怖い。開発スタッフが。

 

 

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これは、受け継がれるスクワットの物語──

 

 


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フィールド全体が3階層くらいに分かれてて探索がめちゃくちゃ大変だった。見える限りは埋めたけどあまりちゃんと周れた気がしないな……

 

 

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大いなる福音ください。

 

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おわかりいただけただろうか……おかしな場所に設置されたベンチに子チョコボの幽霊が……

 

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これもう古代種の神殿だろ

 

 

 

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御当地召喚獣はクジャタ。テュポーン先生ではなかった。先生も出るのかな? (このゲームのノリだと何ならタコも一緒に出そうだけど)


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この頃のFFの、召喚獣一体一体と世界観の関係が薄かった傾向があまり好きではなかったので、こういうテキストは嬉しいですね。

 

 


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うぎゃあー

 

 

 

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「ようこそ、ここはザックスの地元でタークスがハメをはずしているスペースだ」

 

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今日のイリーナ、戦闘モデル。こいつ、全エリア皆勤賞狙ってやがる……

 

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戦闘中これしか撮れんかった。絶体絶命カット。

 

 

そしてあの男の姿も。

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少年のような眼をしているなー。

 

そんなこんなで、ナナキの故郷・コスモキャニオンへ飛びます。

 

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サガシリーズの最新作・大本命『サガエメラルドビヨンド』の体験版が出たので取り急ぎSwitch版で遊びました。

バトルのトリッキーな展開とカタルシスが凄まじい! 今までのサガの中でも一番バトルが白熱するタイトルになる(あの作品やその作品よりも)のではないかと奮えています。

 

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まだ一周しかできていないですが、ところどころ「あーここは多分どっかでシナリオが分岐した(もしくは製品版でする?)んだろうな」と感じられたり。

 

 

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主人公の一人、歌姫メカ・ディーヴァ ナンバー5さんがかなり好みな内容になる予感。

 

なんとか発売までにリバースを畳まないと……

 

 

 

 

 

 

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新アニメが開始されている『響け!ユーフォニアム』を見てみようかなと思い、丁度劇場版の一挙放送もやっていたので予習がてらに拝聴していて、その過程でスピンオフ作品にあたる『リズと青い鳥』も見ました。とても良かったです(最初途中まで流し見してしまったのでもう一回頭からちゃんと見てしまいました)。

 

高校生である主人公たちの素朴で真剣な日々と友愛の形が丁寧に描かれていました。

──筆者は例えば映画などをあらすじで選ぶタイプなのですが、そのせいか結構「逆に、例えば死亡ネタとか非現実な超常ファンタジー的ネタとか数奇な境遇とか、センセーショナルさを意識したテイストとか、そういうの一切抜きの本当に『日常』らしい日常モノで感動できる作品ってどういうのだろう」って考えてしまうことがあるんです。そのくらいにはその手の作品が記憶に残ってないというか(ソシャゲ系はやっぱりサザエさん時空という究極のファンタジー要素が前提にあるしね)。

ユーフォニアム2期映画もそうだったのですが、特にこちらの『リズと青い鳥』がまたその疑問に応える作品に出会えた感覚になれたかなと。

 

所謂モラトリアムと呼ばれるような 停滞する景色を選ぼうとする感覚について、自分は「分かるよ」とも「でも、それじゃあ始まらないんだよね」とも思っていたりするのですが(某Plastic Treeはいいんです、バンド自体が変化と成長の塊だから笑)。この作品に触れていると 口にまとめればなんてことのないかもしれない彼女達の日々の姿と痛みが、それはたとえば “未来のための” 何物だったのかをいろんな角度から考えてしまうような。

 

そしてそれは間違いなく音楽を描いた物語。音楽自身が持つ「夢や幻で包んでくれるやさしさ」と「でもそれは結局聴き手の意識の写し鏡だろう」というような在り方が、吹奏楽に励む少女たちを通して描かれていた。後半のリズと青い鳥が逆転するくだりなんかはまさしくそういう “音楽というもの自身の魔力” が物語のなかで綴られていたと感じました。とても良かった。あっサントラもダウンロードしましたよ。

 

とまああっちこっちに感想が噴き出していて何ともまとまらないですが (笑)。

 

 

 

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明るくなってゆく空を

ふたりは憎んでいたけど

いつの日か幼ない愛は

抜殻を残して飛び立つことを知っていた。

 

 

と書きながら、ついさっき映画4本目『誓いのフィナーレ』を見てやっぱり感動していたという。アニメ3期も追って見ないと……

 

FF7リバースキャプチャー④:コレルエリア後半(コレルプリズンから)

 

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空に浮かぶ楽園のようなゴールドソーサーの真下に広がる、砂の流刑地・コレルプリズン──

 

 

 

 

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コレルプリズンはあの荒涼として殺伐とした雰囲気が好きだったんだけど、リバースではどちらかというとモヒカン世紀末でストリートな感じになっていたかなと(街で絡んできた奴だけだったかもしれんが)。

 

 

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──ジョジョの荒木先生が影響元として語っていた、「『バビル2世』で、学生服の主人公が砂漠に佇んでいる絵が泣けるんですよ」という言葉をふと思い出す。承太郎もまた然り。コレルプリズンが好きというのは、例えばそういう感覚かな。

 

 

 

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井戸の中だ! デバッグのテストモンスターが出るぞ!

 

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出るんか〜〜〜い!!!

 

 

 

チョコボレースは原作より早い段階でやることに

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チョコボマネージャーのエスト、ルックスも声もかわいい系なんだけど目つきに「ここにいる人間」のオーラが溢れていて最高。

なんとなくP3のゆかりっちに似てますね。完全に余談ですが筆者はP3は “ゆかりっちだけが好きなゲーム” だったので、なので、それ以後ペルソナは全くやっていません(当時の彼女に対する風当たりを知る者だけが分かればいい話)。

 

 

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う~んすっごいチョコボレーシング

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一方その頃

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そして、バレットとかつての旧友・ダイン(cv.津田健次郎)の再会──

 

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地元を尊重して最後までコレル魔晄炉建設に反対し、そして爆発事故の隠蔽のために片腕を失い地の底に落とされ、死んだものと思われていた男。──リバースでは原作よりも彼の「変化」が強調されていたと思う。回想で語られる彼はただ律儀で堅物なだけの若者だった……。

 

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こういう男が自分は結構好きなんだろうなあと。少し前に旧ツイッターで「好きなFFの男キャラ5人挙げろ」とかいうのがあって「FFTのウィーグラフは外せないな」などと選んでいたのですが、そのウィーグラフと同じ系統の好きさというか。

情けのない世界で大切なものを何もかも奪われ、守りきれず、自分自身も変わり果て、それでも他者の命を貪りながら生き続けている魔物のような男の姿。ダークヒーロー、或いは「宿命の相手」としての自分が思う一つの王道のような。

 

ダインが投げつける言葉の一言一言が、こちらの胸をヒリヒリと刺す。

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ダインとの戦いの後にバレットに語りかけるクラウド、真面目に格好良い主人公の姿だし、バレットの良き新たな仲間なのだと気づかされる。(君が口にした言葉がいずれ君自身に返ってくるだろうという面まで含めて)

 

 

 

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今日のイリーナ 投

 

 

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勝手についてきた新参者ことユフィがスカーレットに対する因縁でバレットと繋がりあっている描写もまた良い。

(ユフィとスカーレットの因縁についてはFF7 REMAKEのPS5版追加エピソードより)(つって後々実際にスカーレットを殴り倒すのはティファかもしれないが……)

 

 

 

 

『砂の流刑地

たしか、自分にとって初めて「メロディが主張している曲ではないけど好きだな」と思えた曲だったという記憶がある(その次に『不安な心』)。アンビエントへの目覚めは、果てなき砂漠と列車墓場から。

 

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というわけで、ここからは入手したバギーに乗って再びコレルエリアの探索を

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これに同乗できる時点でユフィは乗り物酔い大丈夫だろ。

いや乗り物酔いをもってもこれについていけない奴には星を巡る旅なんか出来ないというわけか?

 

 

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飛んだあッ!

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うわ。

 

 

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クラウド、プリズン終了辺りから声が優しくなった気がする。

 

 

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あの人ちょっと浮いてない?

 

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「クイーンズ・ブラッドの父です。真実をお話します。」

 

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ええ……ミニゲームなのに物騒……

 

 

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なんか古代文明出てきた。

 

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おっゴブリンパンチ教えてくれや

 


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トンベリキングだ!!!

筆者はトンベリが好き(2回目)(FFTのオヴェリア様も好きです)。場所的にセントラ遺跡を思い出しますね。そしてMAIちゃんが語るトンベリのおとぎ話だか伝説話が熱い。

 

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Thankyou……

 

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それは最終回にとっとけよ。

 

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俺も欲しいから正直手放したくなかったけど。まあやるよ。お店頑張れよ。

 

 

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チョコボレーシングのエンディングの歌聴きたくなったな……

 

 

 

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縦に入り込んでいるのでマップ確認しながらでも探索が大変……(現段階で)歩き回れる場所はこんなもんですかね?

 

 

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どこの誰かは知らんが歴史に残る伝説になるよ……(まったくよくわからん砂の巨人として)

 

 

 

 

コレルを離れる前にもう一度ゴールドソーサーをひと回り。

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俺の切り札はシヴァのカードだぜ。


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「思ったよりぼちぼちな性能だな、クラウド


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いつまでも遊んでいられそうですが、そろそろゴンガガエリアへと向かいましょう。

 

 

 

 

 

 

RPG的なキャラクターやストーリー、或いはそういう雰囲気が好きというよりも、コンピューターRPG自体が好きなんです」という、確信というか自覚がある。

それは一つ一つを覗けばたくさんの世界や魂が広がっている感覚。世界はまず点と点が丁寧に創り出され、それが線になり面になり、立体の景色になる。それらを逆から読み解いていくような──一つのビジュアルやモンスター、バトルからそれはどういう設定でその世界観とどうリンクしているのか、とかを掘り下げて繋げていくような──ときめき。そしてそう織りなされる世界をドライブするための挑戦と調律。

歴史や地図を調べているような楽しさでもあるし、星座図鑑を引きながら星空を探るような興奮と言った方が近いのかもしれない。「『自分の理解』と『その世界の解像度』が相互的に深まっていく楽しさ」でもあると思う。そんな偉そうなこと言えるほどものを分かっている人間でもないですが。

そしてやっぱり、では他の “読み物” とは何が違うんですか? と考えれば、結局は「自分で歩む足取りや選択」と「ゲーム勝負という、ちょっとした緊張感」ではないだろうか。

ともあれ、RPGにハマったら筆者はずっとそればっかりになっちゃうという話でした。

 

 

 

 


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基本的にネタバレになりそうな部分は避けてはいるのですが、まあ、もう流石に “彼” について触れない方が不自然かなって(それ故に今後もほぼ彼のことは乗せない気もするけど)。

 

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