FF7リバースキャプチャー③:コレルエリア前半(ゴールドソーサーまで)

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329033041j:image

前回のあらすじ: カラダが夏になる、空気は冷えてゆく、コスタ・デル・ソル

 

 

 

ジュノンから海を渡ってコレルエリアへ。エリアごとに一回で纏めようとしてたんだけどめっちゃ長かったので分割になりました。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327060317j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040517j:image

『リアリスティックなグラもやる』『コンピューターゲームらしいシュールな表現もやる』、「両方」やらなくっちゃあならないってのが「FF7リメイク」のつらいところだな。こいつはできてる。

いやこの絵面でお店の机や椅子をバンバン跳ね飛ばしていくの面白すぎて真面目に神ゲーだと思いました。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040537j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040612j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329032313j:image

(……原作でいたっけ?)

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329033507j:image

あれか、原作であった「レッドXIIIにボールを蹴り飛ばせるぞ!」とかいう小ネタアクションが回り回ってこれになったんか。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040633j:image

勝ち確試合って楽しくないもんね。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327060417j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329033442j:image

男男男パーティ「LOVELESS」、解散。

ケット・シー入ったらまた考えるかもって思ってたけどやっぱりユフィがバトル的に便利すぎる。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327060440j:image

ご用はなんでも屋クラウドへ。ザックスも笑ってくれるでしょう。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329032444j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329032722j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329032734j:image


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327060507j:image

寂れ方がリアルいというか、個人的に結構既視感を覚える景色……日本のすみっこはしっこにこんな景色点々とありますよね。

 

 

 

コレル山を登っていきます。

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327035612j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327035628j:image


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327035322j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327035251j:image

山は青ければ青いほど良い。FF16もそう言っている。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329031937j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327035306j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329031903j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329033122j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327060553j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327203549j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327035415j:image

今日のイリーナ

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327035441j:image

FF7リメイクが出る前には最も予想できなかった内容、「ヘリガンナーに主人公みたいな専用BGMが与えられたうえに2作連続出演する」すぎる。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327035426j:image

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327035829j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240330194541j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329032053j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327035721j:image

リメイクのユフィ、なんか顔が薄いなあと思ってたけどやっぱりフィールドを飛び回ってたらかわいいもんですね。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329032147j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040709j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040656j:image

すまんの。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327035643j:image

今回、というかここまでのFF7リバースプレイで一番好きなスクショです。雰囲気が出てる。

 

 

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327035734j:image

スピンオフのシナリオではほぼ見かけない気がするけどなくしては語れない存在、星の危機に際して現れる巨大怪物ウェポン。いや登場早いな!

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329143546j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329143559j:image

リーブ「目茶苦茶止めたのにその事実がなかったことにされてるんですよ。政治って怖いですね。」

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040824j:image

 

 

 

ようやく瓦礫の北コレルへ

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329150352j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329150259j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329150429j:image

原作より少し早めに自身と村の過去を話してくれるバレット

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040744j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040755j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040847j:image

ユフィ、多分次回作あたりでこの辺にアルテマのマテリアが落ちてると思うんだ。

 

 

 

いよいよゴールドソーサーへ。ここからが本当の地獄だ……!

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040916j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040929j:image

 

ゴールドソーサー

ゴールドソーサー

【古代種の知識】 かつて、この世に「ガラケー」と「2音くらいでピロピロ鳴る着メロ」という文明がありし時代、このゴールドソーサーの曲の着信メロディがガラケー本体にデフォで搭載されていたことがあったのじゃよ。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040941j:image

入場のダンスシーンにはいや〜流石にキツいっすってなりながら。というかここからは「バレット・コレル側のシリアスさ」も「ゴールドソーサーの陽気さ」も妙に全振りでバランスってもんを知らんのか!? となっていく。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327041026j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329153600j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040434j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327041040j:image

何で??

 

 

まあいい、とりあえず新生ゴールドソーサーを見て回ろう。

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327203855j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040421j:image

マジで何???

ブレブレになっていくシナリオムードをFF一のシュール芸人・セフィロスをもって無に帰そうというエクスデスもぶっ飛ぶストーリーパフォーマンス。

 

いきなりセフィロスに話しかけられたので気持ちが悪くなったクラウドは一旦ホテルで寝込むことに。

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329032620j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329033407j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329032908j:image

バレットと2人で占うんだ……

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327203640j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327203708j:image

フィーラーが消えたせいでバレットがセフィロスに刺される世界線に入ってしまった。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329032930j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327040451j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329033548j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327203735j:image

今日のイリーナ(2回目)。ホラーハウスにめちゃくちゃいいリアクションしてくれて卑怯。可愛い。

 

 

いろいろ不穏なムードだけどしばらくは遊んでてもいいということなので。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329155117j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329033151j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329032958j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329033630j:image

おっ

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329033647j:image

Gバイクをやっている時、最高に俺は “俺” に帰っている──

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327203828j:image

取り急ぎ。全然雑走りでこれだったので多分まだずっとスコア出ます。

 

この曲が全然原作準拠でアレンジされねえの許せねえよなあ?(この曲だからこそずっとバイクに乗っていたという面も確実にあります)

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329162639j:image

トンベリ、とても好きです。

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329033343j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329033608j:image

 

 

 

───

コレルエリアを終わらせる前に改めてゴールドソーサーを一周したのですが、改めて「今の作品過多だタイパだ棲み分けだのの時代に本気のゴールドソーサーは “驚異” すぎるだろ!!」とも思わされ……

なんと言えばいいのか、大容量ゲームにしろスマホゲームにしろ「その作品でお出しするものを制約する、される」というのが当たり前になりきった時代に、そのコンテンツとコンテンツの垣根を全部ぶち破る兵器が突撃してきたかのような。「もし一作しか遊べないならFF7リバース買っとけばRPG異世界探索もカードもレースもシューティングもバイクチェイスも存分に遊べますよ」とも言わんばかり。そしてそんな感触こそが「FF7の再来」「初代PS時代のFFの再来」なのだとも思わせられる。やはり、原典FF7は存在そのものが『遊園地』だった。

あとまあ、やっぱり「FFはムービーを見るだけのゲームになってしまった」などと好き勝手に言われ続けて久しいところに、こんな『何処よりもゲームでいっぱいになっている作品』が出てしまったという ““逆転”” にもまた面白さを感じていたり。

 

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240327203917j:image

 

はたしてこの遊び放題なムードから原作の展開に行くのかとすら怪しまれましたが、それでも、事件は起きた。

 

 

 

 

 

実は、今作でリメイクされる範囲を見たときに「あーあそこのフルリメイクは見てみたいな」と気になっていた原作部分がありました。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240329173224j:image

ダインという男の話について

 

では、砂の流刑地へ向かいましょう。

 

(声がツダケンなんて聞いてなかったぞ)

 

上田剛士のブログから +α

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240328102540j:image

上田剛士のとても良いブログが投稿されていました。

 

 

 

剛士が語るBUCK-TICKの話。あまりにも熱すぎて自分からそれ以上に語ることなんて特にはないのですが……

 

剛士からも言われているように、BUCK-TICKはあの絶望的な局面から「そこから先の立ち回りは全てがパーフェクトだった」とすら言えるほどの歩みで昨年末のバクチク現象までを乗り切った。考えうるかぎりの、いやこちらの想像を超えるほどのアクションと強さで武道館公演に立ち、その旗を掲げた。『バクチク現象2023』はそんなライヴだったのだということはもう何回でも言っていきたいし、だからこそこれからのBUCK-TICKのことも信じていきたい思いです。

 

 

あ、今更ですが関ジャムのBUCK-TICK特集、とても良かったです。1時間あっという間でした。『MAD』って今地上波に名前出してもよかったんだな (笑)。

──およそ10年ほど前の掲示板サイトでは「櫻井の歌詞はイマイチだ」としきりに書かれていたことを憶えているので(だって自分は全くそうは思ってなかったからね)、時代を経て彼の歌詞がテレビ番組でしっかりと評価されている様子はいろいろと考えさせられるものもあったり。とても良い放送でした。

 

 

M・A・D

M・A・D

  • AA=
  • J-Pop
  • ¥255

 

 

 

 

 

◆あとは雑記

 

音楽の話……正直今はもうあまり音楽の話をネット上でしたくはないのですが(昔気質なおっさんとも学生サークルみたいなノリとも関わりたくないので……どの口がと言われればそれまでですが)。

引き続きずっとプログレまわりを聴いています。Yes、Pink FloydELPKing Crimson、Kansas、Soft Machine……Soft Machineはこちらでフォローしている黒岡衛星さん(https://chrorograph.hatenablog.jp/)が何度か上げていたので、その影響で耳にしました。他のグループとまるで被っていなくて、またプログレと括られるフィールドの広さを示すかのようで指折りに格好良かったです。

 

Drop

Drop

 

今は流石に古い音源にもお腹いっぱいになって2010年以後のAnathemaを聴いています。一方でRPGに熱中していればやはりゲーム音楽の棚も広げたり。

プログレの古い顔ぶれではどこが良かったか? と聴かれると一番は何だかんだでYesかなとも思ったりします。他のグループに比べて楽曲が小綺麗な印象というか、過度に激しくも寂しくもなく「必要な音を必要なだけ乗せている」ような感触が気持ちいいのかなと。今井さん風に言えば「音がカチッとハマっている感じ」というものか、それこそ交響曲的な良さなのか。

 

The Ancient (Giants Under the Sun)

The Ancient (Giants Under the Sun)

 

Anathemaはなんか、ストレートに格好良いなと思って。あれこれ注釈つけなくてもシンプルにこういうの好きですという感覚で聴いています。そういう意味ではLUNA SEAと同じタグ付けになるのかな (笑)。『Weather Systems』は殆ど予備知識もないまま聴いたのに「ハズレのないアルバムだ!」となって唸りました。そういう “ストレートな好きさ” ですね。

 

 

 

そういえば通いごとのお箏でやっている練習曲がどれも「妙に長尺+唐突な変拍子+とらえどころのない曲展開」でほぼプログレって感じでちょっと面白いです。演奏会の見学にも以前行ったのですが中にはマジで和楽器プログレロックを聴いているかのような演目もありましたね。

 

 

 

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240328030226j:image

 

上のサガの源流話から影響されてタニス・リーの小説『闇の公子』を読みました。まさに闇の幻想奇譚。50ページくらいの短篇×6本ほどで成っている小説だったのですが、その1本1本がまるで映画を1本見終わった後のようなボリュームとカロリー。あまりの濃さに予定よりも長くしっかり読んでしまいました。

闇の美、淫欲、人の業、殺生、因縁や因果、そして憎悪と裏表に描かれ続ける愛、そういったものがファンタジーの地の上で渦巻き引きずり込まれていく感覚。タニス・リーはもう数冊も購入したので、しばらく読み続けられたらと思います。

 

 

映画とかもゆっくり見たいなあとも思いつつ、「はたしてサガエメ発売(※来月末)までにFF7リバースを畳めるのか?」という想定外のスケジュール圧迫が発生してしまったので……。

 

 

 

Deeper and Down

Deeper and Down

  • SCHAFT
  • ロック
  • ¥255

 

FF7リバースキャプチャー②:ジュノンエリア〜旅船まで

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318221608j:image

あゝあそこに見えるは遥かなるコンドルフォート、ジュノンの水平を見守る大翼。

 

 

FF7リバース、ジュノンエリア〜旅船までクリア。正直ゲームの冒頭にあたるグラスランドエリアを広めに作っておいて今後はある程度あっさりする流れかな〜と思ってたんですが全然失速してなくてビビりました。船下りた時点でプレイ時間30時間弱です。原作なら多分ラストダンジョンに入ってますよ。

というわけでずっと遊んでいます。筆者はあまり「原作と違うかもしれないストーリーの行方が気になります!」というタイプでもないので、のびのびエリアごとに探索しきってから進めていく遊び方。ここに出てくるスクショもそんなノリですね。では具体的には何をやるゲームなんだと言われるとまず基本は

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318215451j:image

各地の自然の聖域からその土地の歴史や情報を採取し

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318214150j:image

こんな感じでチョコボを捕まえ


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318214236j:image

召喚獣の遺跡をまわり

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318214127j:image

微妙にきもいモーグリに煽られ

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318214628j:image

といった感じ。

あとはサブクエストは勿論、レイドバトルに興じたり、マップの空白を埋めながら景色のスクショを撮ってまわったり

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318214511j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318234340j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318215612j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318215525j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318215034j:image

ファイナルファンタジー外伝聖剣伝説』じゃん


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318221656j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318214731j:image

クラウドの深層心理か何かみたいな一枚。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318214422j:image

大いなる福音ください。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318221107j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318214957j:image

 

 

勿論敵モンスターとのバトルもあるのですが、それ以上に時間を費やしているというほどミニゲームが豊富。いや本当に「このゲームは所謂サブゲーム群をメインのゲーム性に置いているRPGです」と思っておいた方がいいくらい(それもRPGのカタチとして間違ってはいないだろうとも自分は思います)。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318215651j:image

ディフェンスゲームのコンドルフォートより。ちゃんとクラウドの腕が棒のように細くなってて笑った。

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240319155945j:image

 

ちなみに本物の土地・コンドルフォートはジュノンから遠く離れた秘島みたいな位置になっているそうな。伝説の土地っぽくなったな。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318220439j:image

PS5ビジュアルで魅せつける本気の蛙。


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318222212j:image

ノーツムズくない? いやしかし良い曲だ。

FF7のピアノコレクションでは『メインテーマ』『ティファのテーマ』『旅の途中で』が特に好きです)

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240319122051j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318221241j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318221309j:image

カードゲームを進めた先に。リアルに「あ、そのジャンルも備えてるんですね」の声が出た。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318215232j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318215250j:image

マインドフレイアだ!


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318215330j:image

マインドフレイア(名前はタイトルごとに微妙に変化)

初代FFで麻痺→即死コンボしてくることでお馴染み。元ネタは大古典D&Dから拝借してきたモンスター。その後のFFタイトルでもちょくちょく出てるけど、元ネタへの配慮もあってかそこまで有名な気はしないやつ。しかし色々と由緒のあるファンタジーモンスターである。「のうみそをすいとられた!FF5

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318215201j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318213431j:image

新社長の謎ヒラヒラスーツだってマインドフレイアリスペクトですからね(違います)。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318220528j:image

少年の一人立ちについて語りあう男男男パーティ「LOVELESS」(というかクラウドとバレット)


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318220634j:image

片親男の不安を聞いてやるLOVELESS

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318221521j:image

FF7リバース、MAIゲーかな? というくらいにはMAIちゃん好きです。


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318220749j:image

大前提としてチョコボゲーなんだよなあ。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318220934j:image

FINAL FANTASY……


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318225800j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318215136j:image

 

 

 

 

 

ではそろそろ、ジュノンからの旅立ちを

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318215817j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318215901j:image

おまえが人工呼吸されるんkおまえ(謎の女町長)が人工呼吸するんかい!!!

プリシラ×クラウドはもう時代が許さないんです……

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318220133j:image

バレット、FF7に大切すぎる。アルティメット山盛りとなっていくFF7の世界観・ストーリー概要の基本軸を示してくれる役割はもうマジでバレットが背負ってる。

 

ジュノン上層へ突入するシーンは原作でも「イルカに乗ってジャンプしろ!」みたいな分かりづらいミニゲームがありましたねー。どんなんだったか。


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318212427j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318212456j:image

こんなんだっけ……

 

ともかく呑気なジュノン上層区と新社長パレードへ

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318212524j:image

(あそこがビンタ対決の会場か)

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318212604j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318212623j:image

かのディスク交換時CGっぽく撮りたかった。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240319004337j:image

指揮官、好きです(気が早い)。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240319004309j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318212938j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318225723j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318225735j:imagef:id:franca_LEDIEFAHT:20240318213511j:image

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318213012j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318213031j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318213113j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318213141j:image


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318213234j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318225916j:image

隊長の変装&モノマネモードで(Wヒロインに止められるくらい)テンションが上がりまくるクラウド、マジでFF7の、俺達のクラウドだ!」ってなるので是非刮目してください。「神羅兵の変装で異様なテンションの上がり方をしている」という部分にももうとにかく味がつまっている。

尚、この後のパレードパフォーマンスは(折角なので難易度3×3連発で挑んだのですが)マジで1時間くらいやり直しまくりました。そして……

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318213716j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318213751j:image


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318213810j:imagef:id:franca_LEDIEFAHT:20240318213329j:image

この戦争が終わったら結婚しよう。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318225934j:image

やっぱりルーファウスは大幅にキャラが変わっている印象。まあそうしないと色々と外伝作品らとのバランスが取れないのかなーと。でも考えてみれば彼は原作でも理想の政治支配どころか諸問題に振り回されっぱなしだったんだよな……。

 

 

 

その後ようやくコスタ・デル・ソル行きの船へ

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318221819j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318213951j:image

バレットとカードして暇をつぶし

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318213915j:image

サガシリーズに帰れ。いやサガシリーズに来い。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318212221j:image


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318212250j:image


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318212315j:image

はい……

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318212340j:image

 

 

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240318212201j:image

 

 

サントラまだ発売してないので原曲置いておきますね。

「スタイリッシュ・サイコ・SFホラー」と勝手にジャンルづけしたり……いかにも内蔵音源らしいパッサパサなベース音がむしろ曲世界にマッチしていて素晴らしい。そういえば前にも書いたけど筆者がFF7で一番好きなキャラは宝条です。宝条とは結婚したくありません。

 

 

 

 

 

 

筆者はまだようやく船を下りたところですが、世間的にはそろそろネタバレとゲームクリア記事が取り上げられはじめたような気配。

筆者がここまで遊んだ感触としては、『FF7リバース』は「こんなに豪華かつテキパキと遊ぶ要素が構築されているゲームは見たことがない」と言えるくらいに楽しさに富んだ作品。全FFタイトルの中でも最高峰と呼んでいい作品じゃないかと感じています。──連作の2作目ということもあってまだストーリーには特に軸を置いていない評価ですが。

余談になりますが筆者が遊んだことのあるFFタイトル(パッケージソフトのみ、かつリマスターや移植でのダブりを除く)を数えていくと29作品でした。いや何作出してんだまったく。

 

──FFというタイトルは長い歴史の中で何度も変遷を繰り返し、その主要スタッフさえもばらばらに変わり続けているので本当に「どこでシリーズのていを取っているのかまったく分かんないタイトル」。それに対して昔のFFの方が良かったという感情が湧いてくることも多々あるだろう。自分だってそういう気持ちもあると思います、今まで「FF5が一番だよ」って言ってたし。

しかし、この『FF7リバース』は「昔のFFの方が良かった」「今のFFじゃもう駄目だ」と言ってしまうにはあまりに「あの頃のFFを、あのノリと勢いと過剰さを、今イメージしうる最高級のクオリティでやろう」を地で行っている傑作だと筆者は感じています。そんな軽い言葉で捨てられたもんじゃないぞと。

まあ逆に言えば「結局はFFになっている」ので、あの「いちいち余計なんだよな」という感触は “原作どうりに” 引っかかってくる作品でもあるのですが (笑)。ええ、原作と同じように。

ついでに言えば、「何それは変わってしまった〜」などと言う言葉を見かける度にまるで自分は変わっていないかのような言葉の置き方はフェアじゃないんじゃないか? などとも言いたくなったりしますが、まあ嫌な奴の本性が出てしまうのでそんな話はこの辺で。

 

なんぼ言うてもFFという看板、見くびられすぎても困りますよ。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240319104822j:image

す、凄いゲームだ……

 

 

 

前回

 

次回

 

FF7リバース、ストーリーそっちのけキャプチャー:グラスランドエリア〜ミスリルマインまで

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240309025100j:image

 

FF7リメイクシリーズの第2弾、『FINAL FANTASY VII REBIRTH』をプレイしています。

ミッドガルを脱出してからの旅路がリメイクされているのですが、笑えるほど広大なマップにどんどん湧き出るサブクエスト、前作に引き続き独特なバトルシステム、妙にテンション高いサブキャラクターたち、そして優美な音楽とかなり面白いです。これは時間が空けばやってしまう。

 

……仮にもリメイク作品なのに、いやリメイクという性質を逆手に取るようにネタバレに注意を払うようなシナリオまわしになっています。なのでシナリオ等の話をする気はあまりないですが──というか、ストーリーどうこうというよりもこれはマップを走り回ってるだけで楽しいゲームだぞというのが今一番の感想。考えたら原作FF7だって最後に世界中を飛び回ってサブイベントをまわったりナイツオブラウンドを取りに行ったりウェポンに挑んだりゴールドソーサーに入り浸ったりしている時が一番楽しかったよなあ。今作はわりと最初からそんなテンションに浸っていられるゲームになっています。

 

まあそういう「冒険は楽しい!」という雰囲気でも伝わればいいかなということで

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308035153j:image

 

一番最初の『グラスランドエリア』から洞窟『ミスリルマイン』までの旅のスクショでも少しだけ貼っていこうかなと。

 

ちなみに少し前にインタビューで読みましたが、野村氏も「ストーリーそっちのけで『ロケーションのいい場所がどこかにないかな』と探し回ったり」するタイプなのだそうな。へー。自分はストーリーそっちのけというよりも古のRPGプレイヤーらしい “「できるだけ見落としなく攻略したい性」が抜けないだけ+ロケーション撮影癖” という感じですが。ていうかそんな人が作ってきたFFで育ってるんだからまあそうなるわなっていう。

 

 

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308034425j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308034442j:image

前回のあらすじ用瓦礫。美しい〜。ていうか前作終盤の幽霊竜巻は直接の被害あったんだ。

 

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308034730j:image

早速スクワットを見せつけてくるクラウド(記憶の姿)。セフィロス、あんまり言いたくなかったけどやっぱり遠目に見ても顔の造型が櫻井敦司だな……

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308034648j:image

 

バッツ先生の足元にも及ばないピアノ演奏力。

 

 

 

そんなこんなで回想編も終わり、

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308050838j:image

ここからが星を巡る旅の始まり。

 

余談ですが筆者が初めてゲーム音楽CDを買ったのは、『F.F.VII メインテーマ』を目当てに買いに行った原作のサントラ盤でした。まだ動画サイトすらないし周りにゲーム音楽を聴くなんて発想の人は一人もいなかったけれど、それでもどうしてもあの曲を「一個の音楽」として聴きたかった坊やはなけなしのお小遣いを貯めてそのCDを買いに行ったのです。 前作のプレイ日記より)

 

星の生命、再び。というか今原作を見るとグラフィックに対して音楽の火力が高すぎるなw(だからこそ絶大なインパクトがあったんだろうけど)

 

 

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308050804j:image

ここから自由にパーティ編成が可能に。

ナナk……レッドXIIIはレギュラーで入れておきたいのと、あと遠距離攻撃役が純粋に必要だな〜と考えていたらまさかの男男男パーティになってしまいました。「チーム・LOVELESS」と命名

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308050936j:image

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308035801j:image

リヴァイアサン!? ウータイの水神だったはずじゃ……」「残念だったなぁ、脈絡のない前作データ特典だよ」

まあ原作でも脈絡はないのだが……。実際にウータイがどうなってるのかはまだ謎。

 

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308050638j:image

カームの宿屋。原作では小さくて特にイベントもない町なのに「嘘やろ?」ってくらい広かった。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308051146j:image

「PS時代のFFと言えばカードだろ?」みたいなノリ。スコールとクラウドが2人揃ってカードゲーム持ち歩いてるのキッツいな。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308034947j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240309191552j:image

新キャラクター・ワールドレポート案内役のMAIちゃん。結構可愛いじゃんと思いながらググってみたら「ずっと喋っててウザい」って言われててかわいそうだった。まあ実際レイドバトル中にずっと喋ってるんだけど。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308051302j:image

いや前作引き続きのチャドリーくんもかわいいですよ。ええ。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308035024j:image

めちゃくちゃ広いんですが、フィールドの造形にしろモンスターの数にしろイベントやアイテムへの誘導にしろ飽きないように工夫が凝られているんじゃないかなと。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308034843j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308034907j:image

 

クラウドレッドXIIIのショットを見ていると天野さんの絵を思い出しますね。

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240310034142j:image

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308035257j:image

伊豆っぽい。伊豆行きてえなあ。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240310035324j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308213148j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308050602j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308035901j:image

海に向かって全力疾走するLOVELESS。好き。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308051715j:image

なんとなく茨城の赤レンガ西洋館跡かなと思ったけどどうなんでしょう。

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240310054006j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308051419j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240311153604j:image

FF7の世界に「クリスタル」が。ちょっと感慨深い。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308051522j:image

クラウド「ほんとにモグハウスあったんだもん!嘘じゃないもん!」

わりと序盤からキッチリチョコボモーグリと触れ合ってファイナルファンタジーやっているな〜と。カエルにもされました。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308051646j:image

 

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308034327j:image

レイドボスのケツァルコアトル戦、「アクションの機動力で動きながらコマンドバトル的な判断とプレイを展開する」という本作のテイストを存分に堪能できて楽しかった。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308034152j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308034055j:image

湿地帯を行くLOVELESS

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308035445j:image

フォトだけなら「ハードボイルドな大男、沼地を行く」みたいな良い画なのにテロップが台無しにしているのがお気に入りの一枚です。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308033832j:image

我々はこの技を知っている! いや!この湿地帯と炎の竜巻を知っている! 

ラーニングはできませんでした。

 

 

 

それではそろそろミスリルマインへ

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308213504j:image


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308213514j:image

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308213243j:image

新人イリーナ、登場します!


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308213320j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308213335j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308213345j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308213418j:image

イリーナパンチて。ちなみに外したらぐるぐる回っていきます(原作再現)。

 

筆者はFF7で一番好きな女性キャラは?と訊かれたら多分イリーナなのですが、ジェノバを女性キャラに数えてもアリならジェノバかもしれません。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240310055837j:image

アリなわけないだろ

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308213433j:image

部下たちにネーミングセンスを指導できていない男

 

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308213553j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308213602j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308213617j:image

 

洞窟を抜けたら次からはジュノンのエリアへ。続く。

 

 

 

 

しかしクラウド、ギンギンにピアノを弾いたりチョコボと触れ合ったりしてるのだが、FF5の主人公・バッツのアイデンティティが奪われないかという心配が……そこの赤い人はどう思います?

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240308054242j:image

 

 

 

 

 

炎〜あなたがここにいてほしい

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240304204442j:image

 

「古典プログレを聴こうシーズン」ということでPink Floydを83年頃作まで聴きました。

えっ、世界で3番目に売れた音楽アルバムのバンドをちゃんと聴いたことがなかった!? いやあ『狂気(The Dark Side Of The Moon)』は流石に何度か聴いたことくらいはあったのですが、そのくらいで。

 

10年ちょっと前に一回聴いてみた時は「実験的っぽい感じがウリなのかな」とか思った程度だったのですが、今聴くと「プログレッシヴ・ロック」らしいごちゃごちゃして長尺なイメージというよりは虚ろで空白的でアンビエントっぽいな、とか思いながら。1975年作『炎〜あなたがここにいてほしい(Wish You Were Here)』までは特にそんな印象でした。

ひとまず1983年の『The Final Cut』まで追いました。バンドの経緯などを見るとその後までちゃんと聴いた方がいいのかなとも思いますが、まあ世に語られるPink Floydは一旦ここが節目だろうということで。

 

 

 

……

 

 

初心者すぎるのでおそらく常識だろうことも知らなかったのですが、Pink Floydにはデビュー2年目まで在籍して中核を握っていたカリスマ的人物がいたとのこと。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240301194927j:image

Syd Barrett

 

作詞、作曲、ギター、ヴォーカルを担当して、グループを牽引する。1965年頃からロンドンのアンダーグランド界でその名を広め、多くのアーティストとも親交を持つ。その一方で、この頃から過剰なドラッグ摂取の傾向があった。

…薬物中毒および精神病で体調を崩しバンドを脱退。1968年以降はソロとして活動するが、1972年より後はミュージシャンとしては引退状態になった。共感覚であることが独特の感性を持つ作品として表れ、ピンク・フロイドはもちろんデヴィッド・ボウイを始め数多くのアーティストに大きな影響を与える。

…70年代半ばからは、完全に実家に引き篭もってしまう。以後、精神病に苦しみながら、かつての作品からの印税収入と生活援助を糧に隠居生活を送った。晩年になっても、パパラッチなどにその変わり果てた姿を捉えられることが何度かあったが、ミュージシャンとして復帰することはなかった。

…2006年7月7日、ケンブリッジの自宅ですい臓がんのため60歳で死去。

Wikipediaより)

 

Pink Floydは彼が脱退してから全世界的大ヒットを飛ばしていく形になっていくが、バンドメンバーはバレットのソロワークでの復帰に助力したり、在籍終盤期にはまさにご家族とも一緒になって彼をサポートしたりとしていたという。看板的代表作になっていく『狂気』も『炎』も、危機的状況のバレットと過ごした経験が作品テーマの根幹に関わっているという話(それは、たとえドラマティックに語られなくたって作品表現に影響して当然だろうとも思います)。

 

 

──いろんなことを考えてしまうエピソードでした。

あの名高いPink Floydは、中心的カリスマがいなくなってから残されたメンバーで築き上げたバンド史だったのだということ。ワンマン的カリスマが離脱して質素になってしまったバンドというのはごまんといるかもしれないけれど、Pink Floydもまたその危機に瀕しながらも成長とプランを重ねて世界的トップバンドにまで上り詰めたと。そしてその過程には絶対にメンバーに宿るバレットの影とそれ故に生まれた音楽表現があったのだという。

 

 

そんなエピソードゆえかそれこそバレットの才能ゆえか、在籍時代の1st.『The Piper at the Gates of Dawn』もまた聴いていると埋没してしまうものがあります。

Matilda Mother

Matilda Mother

「夜明けの口笛吹き」と言えばブギーポップ。いやエコーズもだけど。

 

 

 

また『炎』の制作時についてはこのようなエピソードも見かけました。

 

アルバムのレコーディング中、シド・バレット本人が何の前触れもなくスタジオに姿を現したという逸話がある。ニック・メイソン自身の回顧録Inside Out: A Personal History of Pink Floydによるとクレイジー・ダイアモンドのミキシングも終盤といった頃に、でっぷりと肥えた禿頭かつ眉毛も剃り落したシド・バレットがビニール袋を持ってスタジオに入ってきたそうで、作業中であったウォーターズは初めは誰だか分からなかったという。ライトも誰だか分からずウォーターズの友人かと勘違いしており、ギルモアはEMIのスタッフかと思っていたそうで、メイソンも誰だかわからずバレットだと気づいた時にはショックを受けたという。またメイソンは回顧録にて、その当時のバレットの雰囲気を「散漫で支離滅裂だった」と綴っている。その場にいたストーム・ソーガソンは後に「何人かが泣いていた。彼(バレット)はスタジオ内を歩き回ったり我々と話をしたりしていたが、彼は実際にはそこにいなかった。」と述懐している。

伝えられるところによれば、バンドのマネージャーであったアンドリュー・キングがバレットに対してなぜそんなに太ってしまったのかと尋ねた際に、ウォーターズは変わり果てたバレットの姿を見て涙を流したという。バレットは自宅に巨大な冷蔵庫を設置してあると言い、毎日のようにポーク・チョップを平らげていた。バレットはまた、どのパートのギターを弾こうかと尋ねてきたそうだが、クレイジー・ダイアモンドのミックスを聴いていた様子から察するに歌詞の内容が彼の窮状に言及したものであるとは気づかなかったそうである。

バレットがスタジオを訪れたその日にギルモアは前妻とEMIの食堂で結婚式を挙げておりバレットも式に参加したものの、別れも告げずに帰宅したという。その後メンバー全員は2006年のバレットの死まで彼と会うことはなかった。

Wikipedia

 

 

それらの話に触れながらアルバム『炎』の身体が燃えている男と向き合って握手しているジャケット画を見ていると、胸にこみ上げてくるものがある……

──と美談っぽく語る形になってしまいますが、でももしかしたらそれは一面的な見え方なのかもしれない。語られ方に幅はあれどバレットは音楽に復帰することなく、またご家族からのストップもあってメンバーがその後彼とついぞ会うことはなかったというのも事実だという。バレットの実妹からはメディアなどで語られるバレットの病状は過度に強調されているといった言葉もあったそうで(おそらく後世に残す価値もないほど好き勝手書かれていたんじゃないか)、当人たちのことは当人たちしか知ることはないだろう。

何より、メンバーの口からその後バレットについて話す語り口はどれも美しい思い出などではなく、後悔や無念を隠すことなく吐露するような言葉だ。

 

ドキュメンタリーの最後の方で、ギルモア(Gt.)はバレットとの個人的なつながりを振り返り、こう話しています。

「僕らはみんなとても若かったけれど、できる限りのことはしたつもりだ。でも、ひとつふたつ後悔していることがある。彼の家族がそれを思いとどまらせていたが、僕は彼に会いに行ったことはなかったし、彼の家に行ってドアをノックしたこともなかったのを後悔している。シドも僕も、彼の家にお茶を飲みに行く人が1人か2人いれば、何か得るものがあったかもしれないと思うんだ」

https://amass.jp/168583/

 

 

 

──しかし、それでも残されたメンバーがバレットという存在ととことん向きあって音楽に表していったからこそ、『炎』などの音楽アルバムはあったのだろう。彼らの言葉一つ一つから伝わる真摯な姿勢にそう思わされる。その時に出来たこと、出来なかったかもしれないことも含めて、それはメンバーが彼と向き合い続けた軌跡であり、想いであり、作品表現であり、道別れても彼と “手を繋いでいようと” したのだと思いたい。

 

 

 

 

ふと、David Bowieのアルバム『ジギー・スターダスト』のラストナンバー『Rock'n'Roll Suicide』を初めて聴いた時の感覚を思い出す。あの曲は(私の解釈が正しいのかは分からないが)、“死ぬ寸前の男が、最後の最後に誰かに向かって「あなたは美しい、美しいんだ」と切実に訴えるように叫ぶような歌” だったと思う。それは “人への肯定” で、“生命活動的な欲求” で、そして “創作活動における一つの核心” であるかのようだった。壊れゆくジギーの最後に残った魂だった。最後の祈りのような誰かへの肯定が、名盤を永遠にした。

在りし時代のPink Floydもまた、そういう作品を作っていってたんじゃないかと思う。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240306204319j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240304213038j:image

 

まあ、もう少しいろいろと聴いてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240304211749j:image

 

 

よき誕生日を。

これからの彼らに、最大限の信頼と期待を。

 

2024.2.25 SaGa THE STAGE ~再生の絆~ 東京千秋楽

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226101234j:image

 

サガシリーズの舞台『SaGa THE STAGE』の3作目、『再生の絆』の東京千秋楽公演を観てきました。

 

 

「サガステ」は7年ほど前から継続して行われている舞台シリーズで、前作『七英雄の帰還』については後に発売された円盤で見ていました。世界地図的なRPGの舞台化って最初はあまりピンときていなかったのですが、『七英雄の帰還』はアナザーシナリオあり原作ゲームらしい楽しさもあり演劇の熱さもありで非常に良かったのです。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226103139j:image

一方、『ロマンシング サガ リ・ユニバース』は2018年から運営されている、新たなキャラクターと物語にサガシリーズオールスターを備えたスマホゲーム作品。筆者はあまりちゃんと触れていなかったのですが、こちらの最初の物語? の完結ストーリーをサガステの舞台で展開するということのようでした。

 

 

 

公式のストーリーあらすじ https://sagastage.jp/reuniverse/intro.html

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226104246j:image

旧作ロマサガ3の300年後の世界で、襲いくる危機に翻弄されながらも戦い続けた兄妹、そして家族の数奇な運命の物語、といった内容。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226161045j:image

パンフ見てから気づいたけどヒロイン・リズ役の高槻かなこさん、Aquosの方なのか。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226161217j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226161436j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226161446j:image

丁度『幻日のヨハネ –NUMAZU in the MIRAGE– 』やっていました。まあ、このページで書けることはアンサガリマスターとワイルドカード復活頼む」くらいかもしれませんが。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226104630j:image

あと、あまり原作を分かってないまま行くのもよくないなと思ってコミカライズ版も読んでいきました。2巻までの作品です。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226104941j:image

めちゃくちゃふわっとした画のコーデリアが見れるのはリユニコミカライズだけ!

 

 

まあ、世のオタクはよく作品の別展開が始まる時に「スタッフやキャストの人達は原作を理解しているんですか!?」という厄介絡みをしているものですが(原作者が怒る場合はまた別の話だと思います)、今回は私がそれを言われる立場になったということです。まあ原作や元ネタを知らないまま見た映画とか洋楽アルバムとかいくらでもありますしね。

それだけ前作『七英雄の帰還』が良かったし、行っとかないと損だろうという気持ちがあったのです。あとまあ、逆にこのくらいは「リユニ」に触れておこうという気持ちも。

 

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226112733j:image

行く前に展示コーナー「サガラウンジ」にも寄ってきました。

一作目「魔界塔士」の企画テキストから、同じく各タイトルの資料、制作日誌、植松さん(?)の曲振りメモ、歴代サントラとアレンジCDの販売、舞台の衣装、そして新作サガエメ関連の展示まであって何もかもが眩しかったです。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226113828j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226113843j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226113906j:image

サガエメの画、自分は「美麗なジョジョ」みたいで良いなあと思っています。アトラスっぽいかと言われたら「彩り」と「浮遊感」が違うかなと。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226160959j:image

流石に基本のサントラアルバムは揃えてあるのですが、アレンジアルバム系は取りこぼしがあるなとお買い上げした弦楽アレンジ盤『SaGa Frontier Series ACOUSTIC ARRANGEMENTS』。かなり格好良かったです。

 

 

 

 

 

では、そろそろ舞台の方へ。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226162640j:image

 

……一応まだ大阪公演も残っているので、どこまでネタバレしていいものかなとも思いますが、めちゃくちゃ素晴らしかったです。にわか知識で行ったわりには最後ちょっと泣きそうになってしまいました(周りの客席からは、しっかり啜り泣きも聞こえていました)。

 

 

 

公式アカウントから雰囲気が伝わるフォトを何枚か

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226163427j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226163513j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226163538j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226163549j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226163747j:image

三浦涼介さん演じる因縁のキャラクター・サーカス団長バルテルミー。卑怯だよ!っていうくらい格好良かった。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226164217j:image

前作から続けて登場の平山佳延スービエ。前作同様に良いキャラ立ちとポジションを持っていっていました。もう舞台上にいるだけで私の心が喜んでいたので完全に “推し” というものでしょう。

七英雄ってやっぱり93年のゲームの悪役とは思えないくらい魅力的な奴らだよなー。むしろ昔っぽい薄味さからも今風なオタク受けっぽさからも上手いこと離脱したようなけれん味があるようにも。

 

更に平山さんは悪役イゴマールも演じておられます。パンフ見直すまで全然気づかなかった!

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226165003j:image

 

熱演を彩られた全ての役者さんに大きな拍手を。

 

 

そしてミュージカルの歌モノも含めた音楽たち、これがサントラ発売の予定がされていないのは嘘だと思いたい。イトケン劇伴の総決算とも言えるような本当に充実した音楽たちでした。

 

 

というわけでちょっと触れるはずが長くなってしまいましたが、本当にとても良い演劇でした。大阪公演、そして更なる次回公演もあれば是非。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240226165553j:image

 

 

 

 

 

あと、退場中に河津神を見かけました(ビビって声はかけれませんでした)。

 

九州まわり③ 太宰府 〜それから

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240216032930j:image

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202213514j:image

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240221071558j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202213537j:image

 

7世紀後半から12世紀後半、大宰府は行政機関として九州を統括し、西の都としての役割を果たしました。地理的に日本の外交と防衛の最前線、アジア大陸の窓口としても機能したことから、重要な政治の中核として大宰府の中心地に政庁が建設されたのです。

長い時を経て政庁の建物は失われていますが、古い建築基礎は今も遺されており、現在は史跡公園として親しまれています。


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202213605j:image

都府楼跡。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202215157j:image

 

太宰府天満宮は、菅原道真公(天神さま)を御祭神とする全国約1万2000社の総本宮です。

大宰府の地で生涯を終え、菅原道真公が埋葬された御墓所の上に延喜5年(905)に祀廟(しびょう)が創建され、延喜19年(919)には勅命によって立派な御社殿が建立されることになりました。

​その後、兵火などにより数度焼失を繰り返し、太宰府天満宮の御本殿が現在の形になったのは天正19年(1591)のことです。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240218080231j:image

梅ヶ枝餅

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202215242j:image

 

 

 

しかし、天神信仰で祀られている菅原道真は、当初は恐ろしい神として認識されていたのです。

道真の死から5年後、ライバルといわれている藤原時平が病死し、その後も疫病や渇水、洪水などが都を襲います。

さらに、皇太子の保明親王(時平の妹と醍醐天皇の間に生まれた子)が亡くなったことを受けて、道真の位をもとに戻し、左遷の詔を破棄しますが、災いは収まりません。

そして、御所の清涼殿に落雷があり、道真の左遷に関わったとされる人物をはじめ、多くの死傷者がでた事件から、道真が雷の神と結びつきます。都の人々にも道真の怨霊の話は広まり、恐れられることとなりました。

そのため朝廷は、道真を神として祀ることを決め、…道真が埋葬された安楽寺の場所にも社殿が建てられ、のちの太宰府天満宮となりました。

 

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202215311j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202215327j:image

 

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202215348j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202215404j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240218060356j:image

https://dazaifu-bunka.or.jp/info/legend/detail/7

光明寺(こうみょうじ)の前を流れる藍染川は、歌枕として「伊勢物語」「後撰和歌集」「拾遺和歌集」など、多くの和歌に詠みこまれています。また、この藍染川には、能「藍染川」としても知られる、太宰府天満宮の神官と梅壺という京女との恋物語が伝わっています。

  昔、太宰府天満宮の神官が京に上った時、そこに住む梅壺という女性と恋に落ち、梅千代という子どもをもうけました。しかし、神官はしばらくして太宰府へ帰ってしまいます。残された梅壺は恋しさが募るばかり。子どものためを思って、遠く太宰府まで下ってくるのですが、そこで待っていたのは、神官の妻の意地悪な仕打ちでした。打ちひしがれた梅壺は、世をはかなんで、藍染川に身を投げて死んでしまいます。母の亡骸(なきがら)に取りすがって泣く梅千代を見つけた神官は、梅壺の遺書によって事情を知り、梅壺が生き返るよう一心に祈りました。すると、そこに天神様が現れて、梅壺を生き返らせたのです。

  今ではささやかな流れとなった藍染川ですが、川の中には「梅壺侍従蘇生の碑」が建っていて、この恋の伝説を伝えています。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240218081210j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240218081237j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202215423j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202215441j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202220507j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202220521j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202220533j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202220550j:image

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240219004808j:image

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240219004819j:image

まほろば衆。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240202220608j:image

 

 

 

 

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240218211459j:image

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240219002033j:image

 

というわけでベスト・オブ・太宰府天満宮ソング2024(現地選)はminus(-)版の『形而上 流星』でした。迷い子だね  さあおいで。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 最近のこと

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240218190213j:image

件の話題から『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』をカラー版で読み直し、「完結したら一気に読もう」と思ってそのままになっていた『ジョジョリオン』をようやく読み終わり、すっかり “ジョジョ熱” が再燃してしまいました。いや本当に異次元なまでに面白い漫画だ。オールスターバトルRも遊びたいなあ。

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240219013145j:image

ボス・ディアボロとカーズがもう目茶苦茶好きです。

 

 

あとやはりジョジョの影響で最近、Yesをはじめとした古典プログレ・ロックをよく聴いています。

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240218190724j:image

その辺のプログレ、せいぜいフォロワー世代の元ネタ話に触れたら聴くくらいでちゃんとまとまって聴けてなかったと思うんだけど、改めて聴いてみると「たしかに、自分も10代くらいでこれに傾倒していたら『もうプログレしか聴く気しねえ!』ってなってたかもな」と思わせられるボリュームがあります。今更というかここにきてというか、まさに「なんて遠い廻り道………」という感覚もありますが、しばらくはずっと聴いてるかも。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240218215733j:image

ちょくちょくと『GRANBLUE FANTASY Relink』を遊んでいます。うーんこれぞパブリックな王道RPGかという感じです。あんまり王道っぽくても自分はすぐに飽きて三日坊主になっちゃうタイプなのですが、でもリリンクはまだまだ続けているし、それだけの理由が作品の中にあるんだろうなあと。派手なアイデアではなく堅実な隙のなさで出来ている作品というか。

そして音楽がスクエニ系出身の成田勤さん。氷の大ボス戦がサガフロ2のあの曲っぽくてニヤっとしました。サントラ予約しましたよ(2ヶ月も後なのか)。

 

 

音楽と言えばNewDad、良かったです。

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240218220808j:image

ジャケ写がちらちら流れていた時はどこのゴシックメタルなのかなとか思っていたのですが (笑)、全然キューティでドリーミーでビックリしました。Cureのカバーも出しているだけあってその辺りの正義って感じです。良いですね。

 

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20240218221853j:image

あとINORANのソロワークをサブスクにある分だけ改めて全部回ったり。そもそもLUNA SEAメンバーで最初にソロアルバムを揃えたのがINORANだったのですが、丸10年ぶりくらいにまた全部聴いてまわりました。

 

 

やっぱりINORANはソロも良い! 『想』と『Fragment』くらいしか取り上げられないイメージもありますが……いやいや『千年花』という終幕以後にしてそこそこの知名度のある名曲も持っているわけで、やっぱり彼のポテンシャルは凄いのだな、と。

SUGIZOやJ、隆一は一定の変化を経ながらも「やっぱり彼のサウンドだね」というのが良くも悪くも出来上がっていると思うのですが、INORANBUCK-TICK先輩ばりに「こんなアルバムも出していたのか!」という縦横無尽さがあり、そして確証されたクオリティの下で飽きがこないソロワークを手がけています。また5年後にでも聴いてみたら今度は違う曲が刺さるかもな、というような豊かさがある。

何より、最新からの3作にあたる『IN MY OASIS』『ANY DAY NOW』『Between The World And Me』が全然初期の代表作にも劣らない良さでした。INOの歌声も自分は全然好きなんだよなー。

INORANのソロはもっと広げて語りたい気もします。まあ18枚近く(!?)出しているので(一人で大御所バンド並じゃん)、きっちり取り上げていくのは自分には無理だと思いますが。

 

 

あっSHAGのライヴ、時間取れなかったけど行きたかったな。

 

 

 

 

 

長かった九州まわりを総括する曲? うーん……『die』……ですかね…………

 

 

ポジティブな歌だと思います。あと単純にお里帰り的なチョイスだけど、hideの『PSYCHOMMUNITY』。