2024.5.2 hide『REPSYCLE』 Release

hideの2024年版リマスターBOX『REPSYCLE』を購入しました。 hideが遺した3枚のアルバムの最新リマスターと、昨年行われたhide with Spread Beaverのライヴフィルムを収めたBOX作品。──特にhideの急逝後に残されたメンバーで完成させたアルバム『Ja, Zoo』に…

『FF7リバース』 クリアしての感想とまとめ

ゲーム・『FF7リバース』をクリアしました。 プレイ時間は119時間。今はもう、ただただ「一周に100時間以上かかったゲームを、途中でだれることも飽きることもなく失速もせずに走り続けてゴールした作品はこれが初めて」、これに尽きます。他のRPGを遊んでい…

2024.4.21 羊文学 III at 横浜アリーナ

羊文学の初の横浜アリーナ公演『III』に行ってきました。何故かあまりそんな気がしないのですが初参戦でした(何で?)。 筆者が初めて羊文学を知ったのは2019年頃だったと思いますが、そこからあれよあれよという間に今をときめくバンドになられ、しかしイ…

FF7リバースキャプチャー VII:ニブルエリア〜古代種の神殿前まで

いよいよもって佳境ということで、ニブルエリア到着から(原作どおりなら)本作最終盤ダンジョンにあたる古代種の神殿突入までを一気に。プレイ時間はとうに100時間を超えました。 ニブル山は死者の山だとかの地域トークはおそらく後づけ設定なんだけれども…

2024.4.14 SYNCHRONICITY'24 days2

恒例音楽フェス・『SYNCHRONICITY』の2日目の部に行っていました。小林裕介が2グループでダブル出演なのを含め、気になっていた名前がいくつか出られていたので。 自分が回ったところだけを何組か。 The Novembers お昼のトップバッターとばかりにまずは彼ら…

FF7リバースキャプチャー⑥:コスモエリア

FF7リバースは砂漠を越え密林を越え、今度は赤い山脈コスモキャニオンのエリアへ。月末までにはもう畳みたいから足早に行くぞ!とは思ってもそこはFF7、やはりさくっとは流せないところだらけのボリューミーさだった。 到着した途端に竜の報せ。もうそろそろ…

FF7リバースキャプチャー⑤:ゴンガガエリア / サガエメ体験版 / リズと青い鳥

FF7リバースはゴンガガエリアを攻略。原作の記憶では森が広がっていた辺りだよな〜などと思い出しながら訪れてみたら めっちゃジャングルになっとる…… BGMもめちゃくちゃ南米っぽい(ここにきてたくさんの新曲が投下されていましたね)。ここまでも船旅、山…

FF7リバースキャプチャー④:コレルエリア後半(コレルプリズンから)

空に浮かぶ楽園のようなゴールドソーサーの真下に広がる、砂の流刑地・コレルプリズン── コレルプリズンはあの荒涼として殺伐とした雰囲気が好きだったんだけど、リバースではどちらかというとモヒカン世紀末でストリートな感じになっていたかなと(街で絡ん…

FF7リバースキャプチャー③:コレルエリア前半(ゴールドソーサーまで)

前回のあらすじ: カラダが夏になる、空気は冷えてゆく、コスタ・デル・ソル。 ジュノンから海を渡ってコレルエリアへ。エリアごとに一回で纏めようとしてたんだけどめっちゃ長かったので分割になりました。 『リアリスティックなグラもやる』『コンピュータ…

上田剛士のブログから +α

上田剛士のとても良いブログが投稿されていました。 剛士が語るBUCK-TICKの話。あまりにも熱すぎて自分からそれ以上に語ることなんて特にはないのですが…… 剛士からも言われているように、BUCK-TICKはあの絶望的な局面から「そこから先の立ち回りは全てがパ…

FF7リバースキャプチャー②:ジュノンエリア〜旅船まで

あゝあそこに見えるは遥かなるコンドルフォート、ジュノンの水平を見守る大翼。 FF7リバース、ジュノンエリア〜旅船までクリア。正直ゲームの冒頭にあたるグラスランドエリアを広めに作っておいて今後はある程度あっさりする流れかな〜と思ってたんですが全…

FF7リバース、ストーリーそっちのけキャプチャー:グラスランドエリア〜ミスリルマインまで

FF7リメイクシリーズの第2弾、『FINAL FANTASY VII REBIRTH』をプレイしています。 ミッドガルを脱出してからの旅路がリメイクされているのですが、笑えるほど広大なマップにどんどん湧き出るサブクエスト、前作に引き続き独特なバトルシステム、妙にテンシ…

炎〜あなたがここにいてほしい

「古典プログレを聴こうシーズン」ということでPink Floydを83年頃作まで聴きました。 えっ、世界で3番目に売れた音楽アルバムのバンドをちゃんと聴いたことがなかった!? いやあ『狂気(The Dark Side Of The Moon)』は流石に何度か聴いたことくらいはあ…

2024.2.25 SaGa THE STAGE ~再生の絆~ 東京千秋楽

サガシリーズの舞台『SaGa THE STAGE』の3作目、『再生の絆』の東京千秋楽公演を観てきました。 「サガステ」は7年ほど前から継続して行われている舞台シリーズで、前作『七英雄の帰還』については後に発売された円盤で見ていました。世界地図的なRPGの舞台…

九州まわり③ 太宰府 〜それから

7世紀後半から12世紀後半、大宰府は行政機関として九州を統括し、西の都としての役割を果たしました。地理的に日本の外交と防衛の最前線、アジア大陸の窓口としても機能したことから、重要な政治の中核として大宰府の中心地に政庁が建設されたのです。 長い…

Romancing佐賀コラボを回ったら思ったよりもサガ体験だった (2024九州まわり②)

九州まわりの道すがら、ねんがんの Romancing佐賀コラボの地にもぐるっと回りました。 前回:こんな感じで九州北部を旅行してました。 ロマンシング佐賀とは ゲーム『サガシリーズ』と佐賀県とで10年くらい前からやっているコラボ企画。もう10年近く続いてる…

2024.1~2 九州まわり① (高千穂〜南阿蘇〜熊本〜長崎〜軍艦島〜佐世保〜…)

今一度地元の地をしっかり回っておきたいという野望から、長期に帰れるタイミングを見計らって先日決行した九州まわり。色々回りすぎてもう纏めるの面倒くさいな……とも思ったんだけど、やっぱり、この時だけの記録として残さなきゃいけないものも多いような…

たまには昔のブログを振り返り -NOT Greatest Hits-

基本的には自分が書いた文章なんて恥ずかしくて痛々しくて見てられないものですが、たまに読み返すと「良いこと書いてんなコイツ」と思うこともあり(ゲームの話でばっかりですが)。 元々がSNSで長話を延々垂れ流さない為に場所移し的に始めたものなので、…

Graphic備忘録:Luigi Grieco

Luigi Grieco イタリアの写真家。国際的に賞を受賞しており、いくつかの写真はローマの国立図書館や博物館にも収蔵されているとのこと。 ──以前からあまり知らないアートグラフィックなどをSNSで自分のTLに垂れ流しているのですが、垂れ流しているばかりだと…

2024.1.18 dansa med digを見に行きました 〜 マイブラの思い出の話

西永福JAMまでとても気になっていたdansa med digを目撃しに行きました。 鋭いサウンド、サンクチュアリのような歌声、サイケデリックな電子音、いつまでも流れていてほしいアンビエント……そんなものに満ち満ちた音楽空間でした。大変良かったです。 (一応…

2024.1.12 bulb with 『Peek-A-Boo』

Plastic Treeの長谷川正属する別グループことbulbと、101Aと500,000,000YENによる3バンドの合同ライヴ『Peek-A-Boo』に行ってきました。2024年初ライヴハウスです。 おそらく10年ほど前の写真のようですが……いや良い写真だ(みんなほぼ変わってないし)。 bu…

2023.12.29 バクチク現象2023(後編)〜「オレ達は強い。」

2024年正月、酒でも呑みながら(呑まされながら)ゆっくり残りの日記を書こうと思っていたら(酒呑み日記リスペクトか?)、全然そんなムードじゃないニュースばかりになってきた。自分の知人で直接被災された方はいなかったと思いますが、一人でも多くの方…

2023.12.29 バクチク現象2023(前編)

あまりにボリューミーかつ強大で、歴史的だったこの日のライヴ。何から話せばいいのか、語ろうと思えば全部を書き起こさないといけない気もするけれど、全部を書き起こすことはとてもできない。もう「きっとフィルムを収めた円盤が後々出るだろう」と勝手に…

2023年の音楽を振り返ろうとしました。

この2023年に登場して自分が聴いていた音楽のまとめ……などを書こうかと思ったのですが…… 少し前にレジェンドばかりのページも書いたので、じゃあ今現在のことも書かないと駄目だよねとも思いつつも。 とりあえず、途中まで書いていたものは自分で気に食わな…

小話:L'Arc~en~Cielの『True』というアルバムを聴くと七草にちかのことを考える

年末まで更新する話題もないだろうと思ってたのですが、結構間が開いちゃうので、まったくしょうもない小話でも。 しばらく前から「シャニソン」をやっています。 と言っても大元の「シャニマス」はもういいかなってやっていないし(自分がいると邪魔なんだ…

私が愛する90年代ゆかりの邦楽ミュージシャンたち20組

私が聴き続けてきた音楽と、そのミュージシャン達の、これまでとこれからへ 2023年も終わりが近づき──と言ってしまいたいけれど、今後もこの「2023年」という数字は鼻につくほど目にする数字になるのでしょう。 櫻井敦司やHEATH、hide達が若き日々を駆け抜け…

櫻井敦司 ソロ楽曲 サブスク配信開始

櫻井敦司のソロ活動の楽曲がサブスク配信されたようです。 Ai no Wakusei (2023 Remastering)櫻井敦司ロック¥2546 櫻井敦司ソロと言えば、藤井麻輝がアレンジを施した小林麻美さんの『雨音はショパンの調べ』カバーがとても大好きで。 雨音はショパンの調べ …

2023.12.1 THE NOVEMBERS Tour ~ The Novembers ~ ファイナル

THE NOVEMBERSのライヴへ初参加しました。 4年前作の『ANGELS』の辺りで興味を持ったような新参者なのですが、来たる新作アルバムの新曲たちを引っさげてのツアーライヴということもあり慣れていない私でも大いに楽しめる迫力と熱気に満ちたライヴでした。 …

2023.11.29 LUNA SEA 『MOTHER』『STYLE』 DUAL RELEASE

聴いております。最高に浸っています。 発表当初は正直「昔の曲の再録をそんなに一生懸命やるのか?」という受け取りも自分の中であったんですけれど、蓋を開けてみれば改めて「LUNA SEAの音楽」を証明するような音像と、かつてとは印象を変えるような再構築…

アニッシュ・カプーア展、オラファー・エリアソン展 他

GYRE Galleryで開催中のアニッシュ・カプーア展に行きました。 Anish Kapoor(1954年〜 インド出身) 現代彫刻家 本展のタイトルにある「監視社会」と展示作品との関係性について飯田に尋ねると、次のような返答が得られた。 「管理化された社会では、当局が…