いよいよもって佳境ということで、ニブルエリア到着から(原作どおりなら)本作最終盤ダンジョンにあたる古代種の神殿突入までを一気に。プレイ時間はとうに100時間を超えました。
ニブル山は死者の山だとかの地域トークはおそらく後づけ設定なんだけれども、しかし原作の時からそんな場所だったような気もしてくる。蒼白い山だし、いかにも危なっかしそうだし、神羅(宝条)が介入したにしろモンスターがキモい場所だし。
今までのエリアと比べると本当に寂れた辺境の地って感じだ(田舎っつーかジャングル村でなにかと密度が濃かったザックスの故郷とも対照的なのは偶然か必然か)。
チョコボせんにん!
あの場違いすぎるファンタジー仙人がいったいどんなビジュアルに──
誰やこのおっさん……。ニセモノだなテメー!
そして俺は荒ぶるチョコボレーサー
炎の中に消えたはずの故郷・ニブルヘイムへ
セフィロスの暴走と彼に関連する極秘情報をまとめて隠蔽するために復元されたクラウド達の故郷・ニブルヘイム。リバースではその様相はそのままに魔晄中毒者たちの療養所にもなっているという。
……原作では、『炎の中に潰れたはずの故郷が姿そのまま元通りになっていて、村の人々は「ここはずっとこういう村です」などと話して、そしていかにも “人間じゃないもの” に変えさせられたかのような黒マントの存在が村中をモゴモゴと蠢いている。そしてそんな故郷なのにまとまったシナリオイベントは特にない。』という主人公の故郷とは思えないくらいホラー極まった場所だった。
活字的な悲劇性というよりも言葉にしきれない怖さ、悍ましさがあった場所。まあ考えてみれば「しっかり作り込めば作り込むほどあの不気味さは出ないでしょう」ともなるのかな。
FFで見たことあるやつだ……
ならば、こちらも全部確かめねば無作法というもの
ユフィ「ええ……やりづら……」
いやまあユフィもこの時ウータイと神羅の開戦が発覚したりしていてそれどころでもなかったのですが。
一方ケット・シー組のパーティは村はずれの神羅屋敷へ
そういえば過去編は上げていなかったですが5年前の神羅屋敷はこんな感じでした。
やっぱり神羅屋敷も原作の好きさが強いなーとも。それは過去の傷痕のまま時間が止まった不気味なお屋敷。
過去のモニターデータから現れた宝条。残念ながら今回は暇つぶしの謎解き問題は出してくれない(それはそうと地下に落とされたけど)。
人類史を揺るがす実験2つと家族団らん(大ウケ)の場所ですもんね。
「神羅屋敷と言えば俺だろ?」みたいなノリで登場。ギロチンにぶら下がってた奴の方が印象濃いです……
クラウド組と合流、そして
(˘ω˘)
とある一室にて
前作から登場していたソルジャーの男が、目の前で急速に「劣化」して黒マントの一人になっていく──
半目ですまないが信じるぞ。
リバースでのこの辺りは来るクライマックスを前にして、
・クラウドの方が「ソルジャーの劣化」で早死しそうな空気になっている
・クラウドが記憶を一部取り戻した風になっている(しかしその記憶もティファの知る真実とはずれているはずなので、ティファの側の動揺と「ソルジャーの劣化」等に対する意識が深まっていく)
・ケット・シー(と中の人)が既に心内では神羅を裏切っているようにも見える
と描かれていっていて、なんというか上手く「初見でも原作履修済みでも先の展開が気になる」構成になっていたなーと。
黒マテリア捜索を前にして、思いもよらぬ御縁からエアリスへの協力を表明するシド
そして、
めちゃくちゃ勝手についてきた。何でヴィンセントまわりだけシリアスな笑いで完成してるんだよ。
唐突な破損!
タイニーブロンコ「原作より雑に墜落したが?」
一行はキーストーンを目指して再びゴールドソーサーへ……なんですが、この辺りで所謂ラスト手前の最終サブイベント一挙開封タイム。終わりへと向かう前に、もう一度世界を周りましょう。
「お前コスタ・デル・ソルの過ごし方知らないのかよ」
受け継がれる意思、時代のうねり、人の夢(クライシスコア)
移動操作できるワールドマップはなんとFF9以来24年ぶりなのだとか。本作の「全部やってやるぞ!」スピリッツが伝わってくる。
連載漫画ワンピースを勝手に終わらせるスタイル。まあ七武海の元ネタはあいつらだという話もありますし。
ジョーカー、よく憶えてるぜ……(ゴールドソーサーとルビーウェポンの行き帰りでたまにザコ戦に入ったらよく出てきたので)
「バレットの娘・マリンが好きな絵本の作家さんに出会ったのでお手伝いをする」というサブイベント。あのバレットに対してなかなか凄い切り口のシナリオだと思う。
はい……。
ティファは5年前までニブルヘイムで飼っていた猫と再会、救出するお話。
非業の別ればかりだったニブルヘイムの、ちょっといい話。
『(よう知らんおっさんが)ギンギンに弾いた』
イルカのレース、Gバイクとガンビットの次に好きです。
ケンカ売ってんのか?
これ以上クラウドをクスリ漬けにしないでください。
頑張って空を飛ぶという展開がちゃんと原作版モグハウスのオマージュにもなっている。だから何だよ。
F☆F☆7 女王の記憶編 完 俺達のバウトはこれからだ!
「ゴールドカップで優勝しよう」は流石にしんどいわと叫びつつも、なんとか完全優勝でフィニッシュ。
ゴールドソーサーで神羅課長と再会のハイタッチ。何で???
サブイベント全部片づけたぞと思ったら「FF7リバースは、ゴールドソーサーは、終わらねえ!!!」とばかりに始まった『仕事にキレて遊び倒している課長の記録を上塗りしよう』という怪イベント。もう時間がなかったのと、精神的おやじ狩りみたいで可哀想だったので保留にしてあげました(バイクとカードとチョコボでは狩りました)。
たとえ戦争が始まっても結婚しよう。
何がLOVELESSだ、こちとら I wish you...
どう見てもディシディア。ディシディアの新作を作ってくれ。作っていると信じたい。
さあ大演舞と行こうぞ!と意気込んだものの完全にクリア後のおまけボスの強さだった。とりあえず今は倒せるまで鍛える時間はありません。しばらく扉の裏で待ってて。
ルドマン枠の方が多いパターンってあるんだ
というわけでデートの相手は普通にエアリスになりました。まあサブイベ片づけてから行ったからね。
今作大一番のイリーナ
この場面でもレノはまだ休暇中だった。藤原啓治さんの声であることを尊重されたためか。そんなこんなも含めて「新人イリーナの大頑張り」が光るFF7リバースでした。
ちょっと早いけどお疲れ様。
おそらく彼のFF7人生で一番エンジョイしている瞬間の社長。この辺の展開、とにかく「この作品は全てがエンターテイメントだ」感ハンパなかった。
俺も社長と一緒で戦えるペットを連れているんだ。「バハムート改」と言う。
宝条、おそらく次回作へのフラグ。
「FF7で一番好きなキャラは宝条」などと言い続けてきましたが、このリバースを通してすっかりチャドリーとMAIにも愛着が湧いてしまいました。だから宝条、最高のクライマックスへといこうか。
(宝条戦が『ヴィンセントとチャドリー&MAI』なんて構図になったら絵面がFF:Uみたいだな……)
しかし今回だけ振り返っても、濃い〜ゲームだなあこれ (笑)
もうここから先についてはスクショ貼りまくったりはしないので、クリア後に感想とまとめを述べて終わりとします。