2024.1.12 bulb with 『Peek-A-Boo』

 

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Plastic Treeの長谷川正属する別グループことbulbと、101Aと500,000,000YENによる3バンドの合同ライヴ『Peek-A-Boo』に行ってきました。2024年初ライヴハウスです。

 

 

 

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おそらく10年ほど前の写真のようですが……いや良い写真だ(みんなほぼ変わってないし)。

bulbはゴスロリチックな女性ボーカリストのアヤコシラタマ氏と、Plastic Treeのゴシックベーシスト長谷川正こと「Tad6」さん、そしてギタリストに元スターリンのRitsu氏、ツインドラムとしてTake氏とCHARGEEEEEE...氏を揃えた5人組のバンド。

サブスク配信もしてなければバンド公式動画チャンネルも見当たらないので紹介に困るところもありますが……

 

 

丁度1年前頃にようやくその名前と上の動画を見つけて一目で気に入り、また現在販売している2枚のCDを手にとって気に入り、と順調にハマってその日の参加に至ったのでした。

 

 

 

 

 

……と、ライヴ参加話をしていくところなのですが。日記ついでに、その前日には群馬の藤岡市まで行ってきたりもしました。

 

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まあ1月だし、「BUCK-TICKの聖地」のすぐ近くにある富士浅間神社にも初詣に行ってみようかなと。流石に正月シーズンはとっくに終わっててそういうムードでもありませんでしたが (笑)。

 

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行った甲斐あって大吉。そして健康御守。全ての誰かへ。

 

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「異空」、と呼びたくもなる景色だ。お気に入りの桜山公園。空が美しい。

 

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帰りには地元の焼肉屋さんで七つの大罪を頬張りました。

 

 

 

 

 

 

 

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話を戻して1月12日高円寺HIGH。思ったより狭いハコだったけどその分音がでかく鳴っていたような気がします。分かりませんが。

 

 

enough is enough

enough is enough

  • 500.000.000YEN
  • ロック
  • ¥255

 

500,000,000YEN(ごおくえん)さん。パワフルだった。かなりストレートで熱いスピリットなバンドを見た気がします。

 

 

その次が101Aさん。遅れ馳せながら参加前にサブスクで聴いて「あ、かなり好きだと思う」となっていたバンドさんでした。

 

繭と宇宙

繭と宇宙

 

地下的で幽玄な美ノイズここに在り、という。非常に格好良かったです。

メンバーさんも、上手から透き通った歌声とギターノイズを発するnoahさん、クールだけど力強い音粒を放っていたドラムのSallyさん、そしてロックライヴはセクシーでクールでダークであるべきだと言わんばかりの存在感を放っていたアダルティなベーシストのthe kさん。皆さん存在感が強かったです。気持ちよかった。

 

 

 

そうして大トリbulbのステージへ。前に登場したバンド方々も格好良かったのでどうなるかなとも思いつつ、普通に音出しの時点で長谷川正が出てきていて焦りもしつつ……

 

そのステージは、もう圧倒的でした。いやもう「全員プロじゃん……」ってなった (笑)。なってしまいました。


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まず、先の動画やCD音源のイメージに反して黒ゴスロリ姿のシラタマさんが客を煽り散らしていた様にひと驚き。ステージを走り回りテルミン(何故か既視感が高い)を鳴らし脚立の上に君臨し、ゴリゴリのサウンドに一切埋もれることなくシャウトし歌い上げる。そして動画のようなアングラさよりも、会場全体を爆音で覆うようなアグレッシヴさ。ダークな世界観も瞬間的なパワーも全部お手のものみたいな、ある種「ビジュアルイメージに徹しない余裕、やり過ぎてもぐらつかないボトムの強さ」みたいなものも感じさせされるステージパフォーマンス。

 

メンバーさんもやはりみんな個性的で、開演前は失礼ながら「長谷川正と女性ボーカルなのと、あとはスターリンのギタリストがいるらしいことしかよく分かってない」みたいな感じのまま向かったのですが、永遠のゴスロリバンギャ少女のような堂々フロントマン・アヤコシラタマさん。その次に会場を煽りまくる上手ドラマーのCHARGEEEEEE...さん。もう一方での職人的なドラミング……よりもその一人だけヤクザ映画みたいなスキンヘッド姿が浮いていたTakeさん。多分一番の大御所なのに何故か弄られキャラみたいに扱われていたギターのRitsuさん。そして淡々とベースを滑らせつつ影のチーフのようなオーラが隠しきれてないお馴染みのルックスの長谷川正。いやもう今日で全員覚えました。焼きつきました。

 

Plastic Treeと照らせばやはり最初期の『Strange fruits』〜『Puppet show』の系譜上に近い音楽性かなとも思いますが、そこにおける有村竜太朗が「永遠のアングラ内向少年」だと言うのならシラタマさんはまさに「永遠のゴスロリバンギャ少女」のような方だった。そういえば「そのキャラにしてやたら煽るやん」っていうところも似ていますね……うーんリーダーの趣味なんでしょうか。

 

最後は101Aのnoahさん、the kさん、ゴオクエンのボーカルKyokoさんを迎えてのセッションステージでフィナーレ。楽しかった!

 

 

 

 

bulbは3月15日にも同じく高円寺HIGHでライヴを行うそうです。しばらく展開が続くのでしょうか。

 

そして私は、多分今月中にもう一件ライヴハウスに行く……予定です。