櫻井敦司 ソロ楽曲 サブスク配信開始

 

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櫻井敦司のソロ活動の楽曲がサブスク配信されたようです。

 

 

 

 

 

 

 

櫻井敦司ソロと言えば、藤井麻輝がアレンジを施した小林麻美さんの『雨音はショパンの調べ』カバーがとても大好きで。

 

 

 

どのくらい好きかと言うと、先の10月末、心に穴が空いたように「とにかく自分が感動できる音楽だけを揃えたプレイリストを作りたい」と思い立って作った『自分が心から感動できる曲プレイリスト』はこの曲が一曲目だったという。よく分からない話ですね (笑)。

藤井麻輝の繊細で危うく、心の底のいろんなものを掻き毟るようなアレンジが、美しい旋律と最高の歌声で紡がれたとても好きな曲なのです。これからもっと多くの人に届けばいい。

 

 

 

そして、『胎児』。

 

 

この曲を初めて聴いた時のインパクトは凄かった……

 

 

過ち犯すばっかり

帰れる子宮は無い

自尊心たっぷり行こうぜ!

 

愛してる 今夜僕は飛び立つんだ

愛してる 雨や風に負けないんだ

愛してる 人を傷つけ生きてゆくんだ

愛してる 今夜僕は旅立つんだ

 

 

櫻井敦司が精神的混沌を訴えた作品としてよくBUCK-TICKの『Six/Nine』が挙げられますが、あのアルバムの真の完結編というか、決して “突き抜け” はせずLoopを辿っていたあの世界観の終着的な突破点のような。そんな鋭利さをもった名曲。

最近よく大槻ケンヂ関係の曲を聴くのですが(というか初期しか聴けていなかった特撮をようやくちゃんと聴きました。とても良かった)、あの辺りの “切実さ” に通じつつも全く引けを取らない歌詞を放っていたと思います。

 

 

いや、そんなに言葉をこねくりまわさなくてもいいのかもしれない。『胎児』は、私みたいな人間にとっても心のアンセムのような一曲です。シングルバージョンのアレンジの方が好きですね。

 

 

他には、Raymond Wattsが手掛けた『YELLOW PIG』や、アルバムラストの『猫』なども。『猫』は是非今こそ聴いてほしい櫻井敦司からのひたむきな愛の歌です。「誰もみな  涙流すだけじゃね」「誰もみな  幸せにならなきゃね」

 

 

 

SCHWEINはまだ難しそうなのかな? もしかしたら時間の問題かもしれませんね。

 

 

永遠のバクチク現象の、新たな始まりの途中。是非、ボーカル・櫻井敦司のソロワークも聴いてみてください。